ブルゴーニュ・概論
日本ソムリエ協会教本2024 P.599〜635
概論
概論(重要度C)
まずはP.599〜の文章を一読し、ブルゴーニュ地方の概略を理解しましょう。その上で、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 中心都市: ディジョン(P.600右)
- 主な気候: 半大陸性または大陸性気候(P.601左)
- 品種: シャルドネ、ピノ・ノワール、ガメの栽培比率(P.601右)
- ワイン年間生産量(P.601右)
- ブドウ栽培面積(P.601右)
例題: 次の中からボージョレ地区をのぞくブルゴーニュ地方において、シャルドネが占める栽培比率を選択してください。
- 39.5%
- 51%
- 72%
- 30.5%
正解: 2
生産地区(重要度C)
P.599右の地図をごらんください。ブルゴーニュ地方は下記の6つの地区で構成されていることを知りましょう。1が一番北、6が一番南にあります。
- シャブリ地区: ヨンヌ県(解説はP.603右〜)
- コート・ド・ニュイ地区: コート・ドール県(解説はP.606右〜)
- コート・ド・ボーヌ地区: コート・ドール県(解説はP.612左〜)
- コート・シャロネーズ地区: ソーヌ・エ・ロワール県(解説はP.621右〜)
- マコネ地区: ソーヌ・エ・ロワール県(解説はP.623左〜)
- ボージョレ地区: ローヌ県(解説はP.625右〜)
各地区の解説の先頭部分を一読してください。下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 各地区が属する県名(P.602右)
- 各地区の土壌(特にシャブリ地区、P.601右)
- 各地区で造られているワインの特徴
例題: 下記の説明に合致するブルゴーニュ地方の生産地区を選択してください。 「生産量の約80%がシャルドネから造られる白ワインで、ブルゴーニュの中では気軽に楽しめる白ワインとして人気が高い。ピノ・ノワールとガメイから軽やかな赤ワインも生産されている。」
- マコネ地区
- コート・ド・ボーヌ地区
- コート・シャロネーズ地区
- コート・ド・ニュイ地区
正解: 1
AOCの構造(重要度C)
P.602左「ブルゴーニュのAOCシステム」を一読してください。ブルゴーニュ地方のAOCシステムを理解しましょう。ここがきちん理解できていないと、この後の暗記が進みません。
例題: 下記の説明に合致するブルゴーニュ地方のAOCの種類を選択してください。 「村名を冠したAOCである。単一の区画から造られた場合は区画名を名乗ることができる。」
- Appellation Grand Cru
- Appellation Communale
- Appellation Nationale
- Appellation Supérieure
正解: 2
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