ラングドック・ルーション・概論
日本ソムリエ協会教本2024 P.669〜687
ラングドック・ルーション地方の概論
概論(重要度C)
まずはラングドック・ルーション地方の概論 P.669〜を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- フランス最大のIGPワインの産地(P.669右)
- VDNの名産地でもある(P.669右)
- 中心都市モンペリエ、カルカッソンヌ、ペルピニャン(P.669地図)
- 気候(P.670左)
- ワイン年間生産量、フランス全体の40%を占める(P.670左)
- ブドウ栽培面積(P.670左)
- 有機栽培のブドウ畑が多い(P.670左)
例題: 次の中からフランスの全IGPワインの中でラングドック・ルーション地方が占める割合に最も近いものを選択してください。
- 60%
- 80%
- 40%
- 20%
正解: 2
例題: 以下の説明に合致するフランス、ラングドック・ルーション地方の都市を選択してください。「オード県に位置する城塞都市で、1997年、ユネスコの世界遺産に登録された。」
- アヴィニョン
- ニーム
- カルカッソンヌ
- モンペリエ
正解: 3
スパークリングワイン(重要度A)
ラングドック地方カルカッソンヌ周辺のリムーでは、世界最古のスパークリングワインが生産されています。P.676右を一読し、下記の3つのAOCの違い(製法、品種など)を簡潔に覚えましょう。
- リムー・メトード・アンセストラル
- リムー・ブランケット・ド・リムー
- クレマン・ド・リムー
例題: ラングドック・ルーシヨン地方のAOCワインLimoux méthode ancestraleの主たる品種を選択してください。
- シュナン・ブラン
- モーザック
- シャルドネ
- クレレット
正解: 2
「クレマン」とはフランス語でスパークリングワインを意味する名詞です。フランスには合計で8つ「クレマン」と名が付くスパークリングワインのAOCがあります。
- クレマン・ド・ロワール
- クレマン・ド・ブルゴーニュ
- クレマン・ダルザス
- クレマン・デュ・ジュラ
- クレマン・ド・サヴォワ
- クレマン・ド・ボルドー
- クレマン・ド・リムー
- クレマン・ド・ディ(コート・デュ・ローヌ地方)
興味のある方は全部飲んでみると面白いですよ。シャンパーニュよりも安価でおいしいため、フランスでは大人気です。
問題集をやりましょう
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