ポルトガル・概論・品種
日本ソムリエ協会教本2024 P.750〜772
ポルトガルの概論(重要度C、一部はA)
まずはポルトガルの概論 P.750〜を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 世界のコルクの約半分が生産されている(P.750左)
- 一人あたりの魚介消費量が日本に次ぐ世界第6位(P.750左)
- 一人あたりの米消費量がヨーロッパ最多(P.750右)
- ワイン年間生産量(P.750右)
- 珍陀酒(P.751左)
- 1703年イギリスとメシュエン条約を締結し輸出を拡大した(P.751左)
- 1756年に世界最初の原産地管理法(P.753左、重要度A)
- エンリケ航海王によって開発されたマデイラ島(P.769左、重要度A)
例題: ポルトガルワインの歴史上で次の出来事が起きた年代を選択してください。 「世界で最初の原産地管理法がポートワインに制定された。」
- 1907年
- 1986年
- 1756年
- 1935年
正解: 3
ポルトガルの品種(重要度C)
P.752左〜の文章、そしてP.752左の表をごらんください。下記の品種は重要です。ポルトガルで使われている品種だということと黒白ブドウの区別、そして簡単に特徴がわかるようにしておきましょう。また、アラゴネスについては別名ティンタ・ロリスも押さえておきましょう。
- 白ブドウ
- アルヴァリーニョ
- ロウレイロ
- セルシアル(P.770左)
- ヴェルデーリョ(P.770左)
- ボアル(P.770左)
- マルヴァジア(P.770左)
- 黒ブドウ
- トウリガ・ナショナル
- トウリガ・フランカ
- アラゴネス = ティンタ・ロリス
- バガ
- ティンタ・ネグラ(P.770左)
例題: 次の中からポルトガルのブドウ品種で栽培面積が第1位のものを選択してください。
- バガ
- アラゴネス
- トウリガ・ナショナル
- カステラォン
正解: 2
例題: 次の特徴に最も良く当てはまるポルトガルのブドウ品種を選択してください。「ヴィーニョ・ヴェルデ北部で主に栽培されている。国内外で評価が高まってきていて、栽培地域が拡大しつつある白品種。」
- ロウレイロ
- トウリガ・ナショナル
- アルヴァリーニョ
- バガ
正解: 3
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
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