ポルトガル・ポートワイン
日本ソムリエ協会教本2024 P.750〜772
ポートワイン
概要と製法(重要度B)
まずはP.757右〜を何回か読み、ポートワインの概要と製法を簡潔に覚えましょう。
例題: 次のポルトガルのポートに関する記述の中から正しいものを選択してください。
- ポートの甘さは、エクストラ・ドライ〜ヴェリー・スイートまで6段階ある。
- ポートの畑は、土壌と気候条件に基づき、A〜Fまで6段階に区分けされている。
- 一般に、熟成年数表記トウニーポートはデカンタージュを必要とする。
- ライト・ドライ・ホワイト以外のポートは、アルコール18〜20度に限定されている。
正解: 2
例題: 次の中からポルトガルのポートワインの畑の分類(土地台帳に基づくポイント制度)の名称を選択してください。
- アデガ
- カダストロ
- ベネフィシオ
- ラガール
正解: 2
スペシャルタイプ(重要度A)
下記のポートはスペシャルタイプと言い、重要です。特徴を頭に入れておきましょう。特にIVDPに申請するタイミングと、ビン詰めの時期に注意し、下記の4種を正確に区別できるようになってください。
- ルビー色(赤紫色)のポート
- ヴィンテージ・ポート(P.758右)
- レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート(P.758右)
- トウニー色(黄褐色)のポート
- 熟成年数表記トウニー・ポート(P.759左)
- コリェイタ(P.759左)
例題: 次の説明に最も良く合致するポルトガルのポートワインの名称を選んでください。 「収穫から4年目の7月から6年目の年末までに濾過したのち瓶に詰められ、収穫年の表示が必要とされる。」
- コリェイタ
- レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート
- トウニー・ポート
- ライト・ドライ・ホワイト・ポート
正解: 2
例題: 次の説明に最も良く合致するポルトガルのポートワインの名称を選んでください。 「収穫から3年目の7月から年末までにIVDPに申請し承認を得て、瓶詰めは7年後から行い、収穫年とともに瓶詰めの年も表示する。」
- ヴィンテージ・キャラクター
- コリェイタ
- レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート
- ヴィンテージ・ポート
正解: 2
地図問(重要度C)
P.757下の地図をごらんください。シマ・コルゴという生産地区が重要です(P.757右中に解説あり)。位置を覚えておきましょう。
例題: 下記の画像はポルトガル、ポートとドウロ地区のワイン産地の地図です。地図上で2番の産地名を選択してください。
- Baixo Corgo
- Cima Corgo
- Colheita
- Douro Superior
正解: 2
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
ワイン受験.comの問題集には、出題の可能性があるほとんど全ての問題を用意しています。問題集をきちんとやれば、必ず合格できます。