スペイン・シェリー
日本ソムリエ協会教本2024 P.432〜477
シェリー
概要(重要度A)
まずはシェリーについてP.464〜の文章を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- アルバリサ土壌(P.465左)
- 辛口に使用される品種1つ、甘口に使用される品種2つ(P.465左)
- 樽材(P.466左)
- シェリーの熟成地3つの名前(P.466左)
例題: 次の中からスペインで原産地呼称シェリーを名乗ることができる熟成地を選択してください。
- マラガ
- ヘレス・デ・ラ・フロンテラ
- パロ・コルタド
- マンサニーリャ
正解: 2
製法(重要度B)
製法に関してはP.465の「造り方1」と「造り方2」を一読し、下記の用語に注意して理解しましょう。P.466左上のイラストを見るとよく理解できます。
- フロール
- ソブレタブラ
- アンダナ
- 第1クリアデラ
- ソレラ
- ロシオ
- サカ
例題: 次の中からスペインでシェリーの熟成システムで、毎年新しく造られ熟成システムに入るのを待つワインの呼称を選択してください。
- ソレラ
- 第1クリアデラ
- ソブレタブラ
- アンダナ
正解: 3
タイプ(重要度A)
シェリーにはいくつかのタイプがあります。P.466右の「タイプ」を一読し、特徴を覚えておきましょう。また、シェリーは二次試験のテイスティングにも良く出題されます。フィノ、アモンティリャード、オロロソの3つは一通り飲んでみましょう。実際に飲んでみると特徴も良く覚えられます。
また、各タイプのアルコール度数にも注意してください。
例題: 次の中から辛口にごく甘口タイプをブレンドして作る中間の甘さのシェリーの呼称を選択してください。
- Vino Generoso
- Vino Dulce Natural
- Vino Generoso de Licor
- Vino de Pago
正解: 3
例題: 次の説明に合致するスペインのシェリーのタイプを選択してください。 「ごく短期間フロールのもとにあったが、特別な酸化熟成タイプになると判断され酸化熟成を行ったタイプ。」
- Fino
- Oloroso
- Palo Cortado
- Amontillado
正解: 3
例題: 次の説明に合致するスペインのシェリーのタイプを選択してください。 「琥珀色からマホガニー色。フロールのもとでの熟成と酸化熟成とを経たワインをベースとする中間の甘さのシェリー。」
- Pale Cream
- Cream
- Moscatel
- Medium
正解: 4
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
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