シュッド・ウエスト・概論
日本ソムリエ協会教本2025 P.622〜632
シュッド・ウエストの概論
概論(重要度B)
まずはシュッド・ウエストの概論 P.622〜を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- ピレネー山脈(P.622左)
- ラスコーの洞窟(P.623左)
- サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路(P.623左)
- 中心都市: トゥールーズ、バイヨンヌ、ポー(P.622地図)
- 重要な河川: ドルドーニュ川、ガロンヌ川、ロット川、タルン川(P.622地図)
- ワイン年間生産量(P.623右)
- ブドウ栽培面積(P.623右)
例題: 次の中からフランス、シュッド・ウエストで最大の人口を誇る都市を選択してください。
- カルカッソンヌ
- モンペリエ
- バイヨンヌ
- トゥールーズ
正解: 4
品種(重要度C)
P.623右中〜を一読してください。シュッド・ウエストは品種に特徴があります。この地方の重要な品種は下記のとおりです。それぞれ名前、白ブドウと黒ブドウの区別、どんなワインに使われているかを簡潔に覚えておきましょう。
- モーザック
- プティ・マンサン、グロ・マンサン
- マルベック = コット = オーセロワ(P.543 表)
- ネグレット
- タナ
例題: 次の中からフランス、シュッド・ウエストのAOCワインFrontonの主たる品種を選択してください。品種は別名で表示されている事もあります。
- マルベック
- コット
- フェル・セルヴァドゥ
- ネグレット
正解: 4
生産地区(重要度C)
シュッド・ウエストには下記の5つの生産地区があります。まずP.622の地図で各地区のおおざっぱな位置を把握し、次に簡単に特徴を覚えておきましょう。
- ドルドーニュ川流域/ベルジュラック地区(P.624)
- ガロンヌ川流域(P.626)
- ロット川流域(P.627)
- タルン川流域(P.628)
- ガスコーニュ&バスク地区(P.629)
- リムーザン地区(P.631、この地区はP.622の地図には掲載されていません)
例題: 次の説明に合致するフランス、シュッド・ウエストの生産地区を選択してください。 「ボルドー地方より内陸に位置する産地。ボルドーとほぼ同じブドウ品種が使われているが、奥地のため気温が低くまた粘土がちの土壌のため、赤はメルロが主体である。」
- ドルドーニュ川流域/ベルジュラック地区
- ロット川流域
- ガスコーニュ&バスク地区
- タルン川流域
正解: 1
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
ワイン受験.comの問題集には、出題の可能性があるほとんど全ての問題を用意しています。問題集をきちんとやれば、必ず合格できます。