ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Shunya Satoさん
第3章 いざ勉強! 勉強のポイント3〜5
3. 覚えるべき内容は原語でも見ておく
英語はまだ良いとして、ドイツやフランス、さらには東ヨーロッパ諸国の品種名等がCBT試験では原語で出題されます。カタカナだけで記憶していると、読めない可能性があります。書ける必要まではないので、原語も眺めておきましょう。
4. 忘れることを恐れず、ひたすら問題集と復習を繰り返す
勉強からしばらく遠ざかった脳は、そう簡単に覚えてくれません。覚えたそばからどんどん忘れていきます。これには本当に泣かされました。対策は「ひたすら問題集と復習を繰り返す」。これしかありません。
- 各テーマ毎にワイン受験.comの問題をやる
- 参考書にて復習と確認
- 参考書未掲載文を教本で確認し、参考書やノートに記載
これをひたすら繰り返しました。参考書の方は書き込みで真っ黒(真っ赤)になりました。
5. 勉強する時間は意識的に確保すべし! 模試も30回!
普通の会社員が一番大変なのは「勉強する時間の確保」だと思います。私の場合、定時後や週末の誘惑は我慢し、エキスパート勉強に費やしました。それぐらい、勉強する時間は必要だと思います。集中力や記憶力も、若い時と比べかなり落ちてますし。。。
私の場合、3月から6月末までは平日1~2時間、週末は山崎先生のスクールで3時間やりました。しかし、このペースでは時間は全然足りませんでした。模試を6月末から始めましたが、C判定すら出ません。
一日1回の模試と復習、休日は2回
このままではやばい! と思い、7月からはさらに勉強する時間を確保し、定時後の3~5時間を勉強に費やしました。長距離出張時も教本+参考書+ノートを持ち歩き、新幹線や機内、ホテルで勉強します。ひたすら一日1回の模試+弱点復習を繰り返し、休日は時間があれば模試を2回やりました。
山崎先生のワインスクールでは「模試は30回」やるように言われますが、模試は100問もあり、やるのも大変、復習するのも大変です。きちんと復習すると計3時間位かかり、非常に疲れます。一日1回の模試としても、30回行うためには30日も必要です!
気を許すとあっという間に一週間が過ぎてしまうので、意識的に勉強する時間を確保することが大事だと思います。