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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Yokozekiさん

第2章 このままでは「やばい!」と思ってからの取り組み

いざ、模試を受ければ満足いく点数には遠く及ばず。講座に出席して学んだツモリな気分になっていて、総復習が間に合っておらず、仕上がり状況が悪い、という壁に直面しました。

7月後半~8月上旬は本当に焦りました。イタリアDOCGはどうにもこうにも頭に入らず、捨てる覚悟をしていたので、その焦りもあったと思います。

瞬時に答える、答えられない時は正解を覚える

そもそも、「クイズ王選手権」的な性質が顕著なこの試験。7月下旬に1次試験が始まって以降、悠長に問題をこなして、知識インプットしている場合ではないと気付いて以降、「問題を見て、瞬間的に回答が不明な時は下手に考えず、正解を覚える」というやり方にシフトしました。

つまり、不明な問題はドタ感回答(そのドタ感の導き方を含めて)をやめて、正解を見て覚える方法です。これまで問題は解いていましたが、4択は正解がわからずとも、ドタ感なまぐれ正解もあったと思います。

そのような問題は絶対に知識に定着しておらず、間違ってインプットされた懸念もありました。また回答までに無駄な時間もかかってしまい、時間不足になりかねない、と不安の温床となっていました。

1次試験はこなした問題量がキーとなる

この時期(8月上旬から試験直前まで)は左頁に問題文、右頁に正解と解説が記載されている問題集を徹底的にこなしました。ワイン受験.comの問題はあらかじめ問題文、正解はプリントアウトしていたので、問題文の端に正解を記載して活用することもしました。1次試験は、とにかく1000本ノックではないけども、こなした問題量がキーになると思います。

結果、第1問から10問以上(20問近く)は直前に何度も解いた問題が出題され、落ち着いて試験に取り組めたと思います。試験開始後、数問から得る安心感は、残りの問題を解くための精神的安定剤にも繋がったと思います。

2次試験はお金で解決

私の場合、基本品種がなんとなく判別つくようになった以降、コメントのパターンを覚える方法をとりました。同時並行で、日々、基本品種はテイスティングしました。(ワインの購入は、ADVとオペラです)

また、その他のお酒が絶望的に判別できなかったので、大人はお金で解決! ということで、できるだけ苦手な種類のお酒を買い、毎日、香りとりをしました。