ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス あめぽんさん
第5章 二次試験本番は楽しめた、ワインは全て美味しく頂いた
試験直前は緊張しておりましたが、お世話になったワインショップの店員さんが、「楽しむことが一番大切だと思います」とアドバイスをくれました。私は深読みしすぎて外すパターンが多かったので言われた通り純粋にワインを楽しもうと思いました。
そして試験当日は会場に想像を超える人数の受験生がいて、まるでお祭り騒ぎです。そして本番で周りの受験生の様子を見ると多くの人がほとんどワインを飲んでなかったことに驚きました。私は全て美味しく頂きました。笑
試験は50分間。テイスティングコメントも暗記して、あまり考えすぎず自分が思ったものをすぐに解答したので25分くらいで記入し終わり時間は余りました。マークするのに意外と時間がかかります。
結果発表、受験をして本当によかった
試験は当日に品種の正解が発表されて、合否連絡は約10日後。私はワイン4品種中2品種正解、ワイン以外のお酒は不正解でした。その日はTwitterでも皆が自分の回答を投稿しており自分はなんとなく平均点くらいでした。
ラムを外し大ショック
悔しいのがワイン以外のお酒を外したことです。正解はラムでしたが、私は40種類くらい飲んで準備し、その中でラムは飲みませんでした。しかも前日に心配でラムを飲みに行こうか迷った挙句やめました。
こんなことがあるのか、と愕然としました。二次試験は1点で泣くこともあると言われていたため、そのショックは一週間引きずりました。笑
品種は2/4正解、基本品種は当てた
ワインの正答率は概ね予想通りで、正解した二つは基本品種でした。やはり基本は強いですね! ただし4品種中、2品種が応用的な品種だったのは珍しかったようで試験の傾向が変わってきているのでは? という声もあります。
これから受験される方は基本品種をしっかりやりつつ、過去に出題された品種も少しくらい飲んでみたほうがいいもしれないです。外した2種類は飲んだことがない品種でしたが、そのうちのトロンテスは特徴的で覚えやすい品種だったので。
嬉しいというよりホッとした
試験の合否発表がされて受かった瞬間、嬉しいというよりホッとした気持ちでした。協力してくれた家族やワインバー、ワインショップの方の期待に応えることができて良かったです。
今日思うことは、エキスパート試験はワインを自分で学習する、楽しむための入り口に立つような試験だということです。そして試験を通して私はワインという果てしない大海における簡単な地図を手に入れたと感じております。
今は毎日充実、受験する価値は大きい
今は毎日充実していて、学んだことをもとにチョイスしたワインがどんな味なのか確かめる瞬間が最高です。確かめると今度はもっとワインについて知りたいと思い、今も次の資格試験に向けて勉強中です。
ワインは科学、歴史、経済活動であり、そして美味しい飲み物です。人生一回では学びきれないロマンある冒険です。そして学んだことを活かして自分の周りの人を喜ばせることができる素敵な存在です。
未熟ですが自分が勧めて美味しいって言ってもらえたり、ワインを好きになってもらえるのは嬉しいですね。受験する価値は大きいと思います。頑張ってください。