ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス A.Sさん
第1章 手広くいろいろな参考書、ツールに手を出すのはやめよう
スクール通いなし、完全独学でワインエキスパートに一発ストレート合格しました。
お酒が好きで、ビール検定、ウイスキー検定を取得しています。ワインについてはワインショップがやっているセミナーには何度か行ったことがありましたが、試飲がメインになっており、それまでのワインの講義はよくわからない状態でしたので、自分で勉強しようと思い、ワインエキスパートの受験を考えました。
仕事&子育てしながらの受験になるので、スクールに通うのは金銭的・時間的にも難しく、独学で合格できるものなのか、ということは念入りに調べ、特にワイン受験.comの合格体験記はかなり読みました。
二次試験について不安はあるものの、独学で試験に合格するためのツール(参考書およびワイン受験.com)が揃っていることがわかったので、受験を決意しました。他の方はどういう風に勉強していたのか、自分はどういう勉強ができそうか、いつから何を準備すればいいのかを想像し、以下のように勉強を進めました。
一次試験のための勉強方法
1. 参考書、勉強ツールの選定
勉強する際は手広く色々なものに手を出すのはやめようと決めています。ワイン受験.comの おすすめの本と参考書のページ にある本から、私は以下を使用しました。
- ワインとグルメの資格と教室
ガイドブック+5年分の過去問。問題集はワイン受験.comの問題でも十分ですが、各問題に解答の解説がついており、間違えやすいポイントの把握もできました。あと個人的には紙媒体の問題集があった方が学習の助けになると感じています。 - 受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座(以下、「杉山本」)
独学合格者のブログに度々登場する本。ネットで予約して、発売日に即入手できるようにしました。 - ワイン受験.com
問題集はワイン受験.comを利用することに決めました。市販の問題集では問題数が少なく、最新内容に対応していない可能性があるためです。上記の杉山本の問題集も考えましたが、主な勉強時間として通勤時間(片道1時間弱)を活用したかったため、本のサイズの関係で諦めました。また本試験はCBT試験なので、それに近い形で問題が出てくるのも決め手でした。
2. 勉強方法
普段ワインに関係する仕事をしているわけではないので、とにかくワイン用語や雰囲気に慣れる必要がありました。教本が来る前は、小林史高先生の「Sommelier For Free」という動画を観る、ワイン受験.comの無料で開放されている部分を読むなど、無料でできることをしました(ワイン受験.comの入会は教本が来てからにしたと思います)。教本が届いてから、教本をざっと読みしましたが、正直なところ教本ではどこが重要かはわからず、本格的に勉強を開始したのは杉山本が届いてからです。
個人的に一番効率がよかった勉強方法は以下です。
- ワイン受験.comの一次試験対策動画を、教本・杉山本を開きながら観る。
※動画は教本をベースに行うので教本の該当ページを開く必要があります。 - 動画を観た後、ワイン受験.comのソムリエ一次試験対策講座を読む。
動画や講座で山崎先生が重要とされたポイントや教本にしか書いていないことを杉山本に書き込む。 - ワイン受験.comの問題集を解く。
- 覚えにくい部分、暗記事項があれば、別でノートでまとめてスキマ時間に覚える。
少し早起きして動画を1本観る
動画は1本10分~20分程度なので、
- 朝少し早起きして動画を観て勉強
- 通勤時間でワイン受験.com問題集、仕事の昼休みでノートのまとめ※
- 帰りの通勤で再度ワイン受験.com
としました。
※杉山本も大きいので、覚えにくいと思ったところは杉山本の該当ページを写真で撮っておいて会社でまとめられるようにしてました