ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス H.S.さん
第1章: 動画 → 教本 → 問題集 → 教本の繰り返し
ワインエキスパートを受験してみようと思ったのは今年の1月。新年を迎え、何か新しいことに挑戦したい!もともとお酒が好きなので、何も知らずに飲むより、知識を得ることでさらにお酒が美味しくなるに違いない!というのが受験の動機です。
前年の教本を購入、1月からスタート
2024年版の教本が出るのを待たずに、2023年版を購入し、ワイン受験.comに入会しました。教本が届いた時、あまりの分厚さに戸惑い、もしかしたら大変なことに手を着けてしまったのかも知れないと怯みました。ワイン受験.comに入会したのは、試験のコツ、重要ポイントを教えてもらわないと無理だと思ったからです。
早速、ソムリエ試験対策動画配信を観始め、2月にはワイン受験.comのオリエンテーションに参加させていただきましたが、やはりこれは一人で黙々と勉強して何とかなるものではないな。とにかく、山崎先生を信じて着いて行こう!と勉強の方針を固めました。
動画 → 教本 → 問題集 → 教本の繰り返し
勉強の進め方はワイン受験.comの「ソムリエ試験対策動画配信」→「教本」→「ソムリエ試験問題集」→「間違えたところを中心に再度教本を読む」の繰り返しで、正解率が8割を超えたら次に進むようにしました。
勉強を進めて行く中で感じたことは、やはりこれは大変なことに手を着けてしまったのかも知れないということでした。50歳を超えると覚えることより忘れることが多いように感じ、溢れるコップに水を注ぎ続けるような感覚に陥ります。試験の申し込みの時には、やめるなら今だなということまで考えました。
年齢に抗いたい50代としては、自分への挑戦と思って頑張ることにしましたが、やるからには相当な覚悟を持って、かなり真剣にやらないと受からないと思い、試験の申し込みと同時に、他の趣味(Netflix、ピアノ、飲みに行くこと等)は試験まで封印して、仕事以外の時間は全て勉強に費やしました(食事中、お風呂、トイレも)。
語呂合わせは自分で考える
教本を一通り終えた後は、「ソムリエ試験問題集」→「間違えたところを中心に再度教本を読む」の繰り返しで、どうしても覚えられないところは語呂合わせに頼りました。語呂合わせって、他人が作ったものを覚えるより、自分で考えた方が、考える過程で覚えることが出来ます。
YouTubeの聴き流し動画も移動中に活用しました。教本以外にも参考書等で勉強した方がいいんじゃないかと頭をよぎることもありましたが、山崎先生の「自信をもって半分回答出来れば、他の問題は確率的に4分の1正解し、合格ラインは超える」という教えを思い出し、余計なことはせず、とにかく問題集に重きを置き、試験の1か月前から何度か模擬試験を解きました。最終的に問題集は3万問近くやってました。
実際の1次試験では、確実に分かる問題もあれば、初めて見るような問題もたくさんありましたが、合格することが出来、山崎先生の教えを守って良かったとしみじみ思いました。