ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス J.S.さん
第2章 一次試験は7月下旬に合格、二次試験対策は講座を活用
私は一次試験を早めに終わらせて二次対策に進みたいと考え、一次試験の開始後3日目に受験日を設定しました。念の為2回受験で申し込みしていましたが、無事に1回目で合格することができましたので、オリンピック開会前には二次対策に進められておりました。
基本的な問題が多く、自信を持って回答できた
一次試験本番では全く手の出ない問題も数問ありましたが、それ以外はワイン受験.comで問われているような基本的な点を問われる内容で、どの分野でも対応できるよう抑えていたとの自負もあり、かなり多くの問題で自信を持って回答することが出来たと思います。
CBTの問題はランダムに出るはずですので、やはり広くまんべんなく勉強をすることが大事なんだろうなと終わってみて改めて思いました。また教本改定に伴い変更になったり新たに増えたパートも何問か問われたので、そういったところも出来る限り抑えておくべきだと思いました。
小瓶に取り分けブラインド・テイスティング
二次試験は独学では難しいだろうと思いオンラインやオフラインの講座を活用しましたが、緊急事態宣言が継続していてオフライン講座でも生徒同士の交流は無く、またワインバーなどでも酒類の提供は無かった為、こちらも孤独との戦いでした。
そのような中、山崎先生の教えに沿って、購入したワインを小瓶に分けてブラインドの訓練をして、品種はアロマティックかノンアロマティックか、産地は冷涼か温和か温暖かなど、基本的な点をしっかりと理解できるようにテイスティングの練習を心掛けました。
9月上旬のテイスティング理論講座は役立った
仕上げに山崎先生の テイスティング理論講座 にも参加しましたが、データ分析の観点を重視したスタイルは大変参考になったと思います。私は幸いなことに試験本番では品種、産地、収穫年もほぼ正解できたのですが、やはり基本品種をしっかりと抑えることが大事で、方向性さえ間違えなければコメントで大きく外すことは無いと思いました。
最後に
途中でモチベーションがキープ出来ずに諦めかけたこともありましたが、終わってみれば本当に充実した時間でした。知れば知る程、飲めば飲む程、ワインの奥の深さに気づかされる楽しみもあり、今回ワインエキスパート資格を取得出来たことにより、より深く学ぶ為の基本スタイルを自分の中に作ることができたと思います。
既にワインを通して新たな出会いもあり、今後のワインライフも本当に楽しみです。山崎先生、本当にありがとうございました。