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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス 木村里奈さん

私がワイン・エキスパートの資格勉強を始めたのが、試験の半年前の3月のことでした。家族の影響でワインを好むようになっていたのですが、それまではただ「おいしく」飲んでいただけでした。それなりにワインを飲んできたのだし、勉強は得意であるから、なんとかなるだろうという軽い気持ちで受験を決意しました。

試験勉強については「最小限の努力」、つまりいかに楽に合格するかを信条としているので、教本を読み込んだりなどはしませんでした。しかし、それでも半年でワイン・エキスパートの試験に合格できたのは、「ワイン受験.com」が試験の対策として最適なコンテンツを提供してくれたお陰です。そこで、これからワインの資格試験を受験される方の助けになればと思い、私の「ワイン受験.com」の利用方法をご紹介したいと思います。

模擬テスト

資格試験において合格するために最も必要で、かつ最短のルートは問題を多く解くことです。その理由の一つには、問題を解くことによって、ワインについての知識はもちろん、どのようなことが問われるか、ということを知ることができます。

私はワインについて必要な知識をもっぱら問題と解答から得ました。「ワイン受験.com」の問題には必要な知識が凝縮されているので、教本は時間があるときに気になるところを少し参照する程度でした。

もう一つの理由は試験に慣れることができるという点にあります。いくら勉強して受験に必要な知識を身につけても、本番では緊張して充分に発揮できないことが多々あります。そのような状況を回避するためには、やはり模擬試験を解くことが最も有効です。

私は本番と同じように時間を計って問題を解きましたが、この時間を計るという点が重要です。残り時間を気にすると焦ってしまって、知っているはずのことを思い出せないということになりかねません。問題になれてくると、段々解くのが早くなり、あまり焦らなくなります。

最終的に私は100問を20分程度で解けるようになりました。なので、本番でも時間については全く心配していませんでした。実際に今年は一次試験の問題が130問と大幅に問題が増えたのですが、落ち着いて取り組むことができ、30分ほど時間が余りました。本番で力を発揮できたのも模擬試験のお陰です。

一問一答

知識を定着させるには「インプット」はもちろん、「アウトプット」つまり思い出すことが非常に有効です。そして早く定着させるには、一日に何度も思い出すことが有益です。その点で「ワイン受験.com」の一問一答メールは大変役に立ちました。

問題が送信される時間を指定できるので、私は朝・昼・夕に設定をして、なるべく短い間隔で思い出す機会をもつようにしました。知識のアウトプットという点においては模擬試験も共通ですが、一問一答メールですと場所を問わず、しかも短時間で済みます。

また問題形式も試験と同じなので、試験なれにも良いです。また、出題分野を指定できるのもありがたいです。最小限主義の私は出題される可能性が高いフランスにテーマを絞りましたが、苦手な分野に絞るのも有用だと思います。

二次試験対策講座

一次試験の勉強は模擬試験と一問一答メールで対策をしていたので、全く心配していませんでしたが、私にとっての鬼門は二次試験のテイスティングでした。今まではただ楽しんでワインを飲んでいただけで、ワインのもつ具体的な要素に着目して飲んだことがあまりなかったからです。

そこで二次試験対策のコラムは非常に助けになりました。まず、テイスティングの際にどのような点に注目すればよいのかが、分かりやすく説明されています。各品種に特徴的な香りも示され、それを体験するための良いサンプルも提示されています。

とにかくテイスティングはトレーニングあるのみですが、毎日何種類もワインを飲み比べることは私には難しかったので、このサンプルが大変に役立ちました。また、「試験用」のワインのテイスティングコメントの書き方も非常に参考になりました。

試験では対象のワインについてじっくり考える時間がないので、模範的なコメントを覚えておくことは大きな武器になります。これを覚えれば、試験本番ではこのコメントを基本に、前述の方法でトレーニングした感覚で臨機応変にコメントを修正することができます。

文章にすると長いですが、この三つにはさほど時間はかかりません。二次対策に関して言えば日常生活に組み込むことができるので、結果として私は最小限の労力で試験に合格することができました。

「ワイン受験.com」は合格への一番の近道であると思っています。そして「ワイン受験.com」で学んだことは、試験だけではなくワインの楽しみをさらに広げてくれました。外食の際や自身でワインを購入する際にも、前よりも知っていることが増えたのでますます楽しくなりました。受験をするしないに関わらず、「ワイン受験.com」はワイン好きの方にはもってこいだと思います。