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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス まどかさん

第3章: 一次試験勉強方法(7月以降)早めに模試を受けて自身の課題を知る

模試を受けて非常に焦る

7月頃一度模擬試験を受けたところ、あまりにも忘れており非常に焦りました。あんなに2・3月頑張ったのにほとんど忘れている、、、情けなくて泣きそうでした。思わず「ワイン 勉強 なぜ忘れる?」みたいなワードをかけて検索したり、合格体験記も読み返したりしました。

結局は、忘れるのは自分だけでないこと・人は忘れる生き物なのだと納得して、じゃあどうしようか? とあらたな対策を考えました。

それまで自宅トイレに教本ページを拡大した地図などを貼って眺めていたのですが、それでは追いつかないため、A3白紙を数枚繋げて大きな紙を作り、苦手地域等は地図から手書きし部屋中に貼りました。理解していないものは文字だけ記憶しても使い物にならない感覚があったため、この作業には時間がかかりましたが頭の整理ができたように思います。

マイナー分野でも点数を稼がないとダメだ

また模試では、主要国以外やその他酒類などの問題も合わせると数十問ほど出題されます。そこでもある程度点数を稼がないと主要国ばかり頑張っても判定が低いままだということにも気づきました。

主要国以外も勉強しながら模試を進めていくうちにD判定から徐々に上がっていきました。自身の課題に気づくためにも早めに模試を受けておくのはよいのではと思います。

YouTubeも活用した

ワイン受験.com以外に活用したものは、YouTubeです。特に7月以降は、聞き流しの一問一答や格付けやシノニムを覚えるための替え歌などをフル活用しました。オフライン再生ができるようにプレミアム会員になり、朝の支度中・食事中・運転中など何度も繰り返し聞き、替え歌は何度も歌ってみました。

YouTubeではいろいろな勉強方法も紹介されていますが、直近で受験された方の話でないとあまり参考にならないかなというのが感想です。出題範囲はどんどん広がっているようですし、勉強期間2ヶ月で合格できました、というのも聞いてみると5年以上前の話であったりします。動画数自体がとても多く便利なのですが、目移りしすぎないように気をつけました。Youtubeはあくまで記憶を深めるツールとして活用しました。

試験直前は模試の復習に時間を割いた

8月上旬頃から、模試の復習に割く時間を多めにしました。知識の整理が必要なのか、単に暗記すればいいのか、不正解の分析をして次につなげることを意識しました。

本番までに問いた問題は832回、7109問、判定Bでした。1万問まで行けばもう少し自信を持って臨めたかもしれません。

一次試験当日、広い範囲を勉強したのが功を奏した

2回受験で申し込み、8月下旬の日曜午後を予約しました。わたしの住んでいる地域では、平日は会場予約が不可のため週末はすぐに埋まっていました。

時間は余ると事前情報ではよく耳にしていましたが、個人的にはそんなことはなく、時間いっぱいまで使って問題を解きました。正直とても難しく感じました。自信を持って正解を選べた問題は数少なく、ほとんどは消去法で答えていった感じです。

実際に受けてみて、あんなに広い範囲を勉強したから消去ができるのだと感じました。まったくわからないから1を選ぶ、という選択をしたのも数問ありました。主要国以外の出題が続いたり、入力タイプの問題が出たりと、面食らう問題も目につきました。

出題は一人一人違うとは思いますが、あらゆる分野からまんべんなく出題があった印象です。

会場は他の資格取得で受験されている方もいらっしゃり、電卓を使う音も聞こえてきました。

絶対落ちたと思いましたがなんとかB判定で合格でき、ぐったりして帰りました。