ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス M.Yさん
第2章 二次試験は満点を狙わない、何が来ても中間点を取れるようにする
まずはコメントを覚える
まずは『ワイン受験.com』の二次試験対策講座の熟読です。そして回答の型を覚えるという作業を行いました。
先生の動画を見た後、実際のテイスティングは、8月19日から始めました。小ビン詰め替え法の活用、比較テイスティングは白ワインから、テイスティングしたのは、基本3品種+甲州です。
赤ワインは9月9日より始めました。基本3品種後、軽めの赤ワイン マスカット•ベーリーA、ガメ、ピノ・ノワール 重めの赤ワイン シラー(シラーズ)、カベルネ・ソーヴィニョンで軽めの品種と重めの品種で分けて比較テイスティングしました。9月末で一通り終わり、アイテム数は白ワインは7本、赤ワインが9本でした。ワインは最初は オペラ で購入しその後は近所の成城石井で購入しました。
テイスティングのスピードを上げる
10月直ぐアカデミー・デュ・ヴァンで2コマ、テイスティング講座を受講し、最後の仕上げに入りました。目の当たりしたのが、流れるようなテイスティングでした。未だ考えながらテイスティングをしていたので、その後からは、1アイテム8分以内にコメントするようにしました。
試験当日が近くなりやはり不安は増しました。10月5日続けて二次試験直前講座を受講しました。10月8日からは毎日、テイスティング。白ワイン3本と赤ワインが7本の内1本はテンプラニーリョが出るかもしれないと予想して購入しました。
10月10日ラスト1週間前は、2011年以降のテイスティングコメント、品種をもう一度頭に入れました。ワインのテイスティングで意識していたのは、
- 酸
- アルコールのボリューム
アルコール度数は2000年から確認する様にしていました。それでも二次試験対策でここまで出来た品種は、
- 白ワイン基本3品種 + 甲州
- 赤ワイン基本3品種 + MBA、ガメ、テンプラニーリョ
これらが出題されると予想して、どれが来ても満点を取るのではなく中間点が取れる様に白4通り、赤4通りの合計8通りのコメントを作成し、ひたすら繰り返しました。
中間点を狙い無難に回答、無事合格
後は頑張るのみです。家族や会社、主治医の先生に応援をいただき、当日10月18日月曜日、最後は購入していたハードリカー45種のテイスティングをしてから会場:ホテル雅叙園東京に向かいました。
会場は受験者でいっぱいで、上に上がるエスカレーターのその場にあっ先生、先生にご挨拶していよいよ会場に入りました。試験ですがテンプラニーリョは予想通り出題されましたが、選択出来ずピノ・ノワール(アメリカ)を選択しました。品種を絞り勉強しましたが、それでも試験当日100%の力は発揮出来ませんでした。とにかく中間点狙いで無難に回答をしました。品種は半分出来ましたが、自信は半々というところです。あとは発表を待つのみです。10月27日水曜日17時過ぎ、仕事中でしたが、そっとスマホで確認。ありました。無事合格でした。久しぶりにその晩は、妻と1本ワインを空けました。
来年はSAKE DIPLOMAにチャレンジ
今は終わって、1ヵ月が経ちました。合格後、しばらくして先生より合格体験記の募集がありました。仕事柄、記録書の作成が常日頃ですので、記録を残しておこうと思い応募しました。私自身は、寛解後も、毎月の検診、アルコールも控えなければいけないことから無理のないペースで取り組みました。なんとか無事合格出来たので良かったです。
さて来年は、SAKE DIPLOMAを受験いたします。教本が、先週届きましたので、体験記の後は早速勉強を再開いたします。2022年受験される皆様へ、お互いに頑張りましょう。よろしくお願い申し上げます。