ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス N.TAKEOさん
第2章 一次試験対策 〜ひたすら地道に〜
過去問をチェック、受験テキストを通読
さて、ワインは好きなので、細かなところを追求すればそれはそれで楽しいのですが、当面の目標はあくまでワインエキスパートに合格すること。
そこで、直近3年分の過去問を見ました。出題があった分野について、受験テキストの該当箇所にチェックをしました。そうすることで、何となく、問われる分野の質と量が把握できたので、分厚い教本のどこを読んで、どこを読まないかが把握できたように思います。
そのあと、受験テキストを通読しました(ブドウの生産量の順位等、年ごとに変わっている可能性があるものは、教本で確認しました。)。受験テキストは5年前のものなので、載っていない国や、現在の教本と比べると記載の薄い日本については、教本の該当箇所を通読しました。
そして問題を解き始める、しかし...
さて、一通り出題範囲を把握したところで、ワイン受験.comで問題を解き始めました。しかし... 分からない、知らない、覚えていない、正答率0%の分野もある...
まあ、当然です。天才でない限り、本を一通り読んだだけで、覚えたり、理解できるはずがありません。
間違えるのは、決して気分のいいものではありませんが、そのたびに、受験テキスト又は教本の該当箇所をチェックするという作業を地道に繰り返しました。
問題演習の積み重ね
結局、一次試験までに、2,438問を解きました(ワイン受験.comでは、学習履歴を見ることができるので、これまで解いた問題数はもちろん、到達度等を把握することができます。)。
7月から8月ころに、モルドバやジョージアなど、教本で新たに加わった分野の問題が追加され、紙の問題集では時間的に対応されていない分野も、ワイン受験.comで問題練習を積み重ねることができました。
8月27日に、一次試験を受験しました。見慣れない問題も多かったため、合格したという確信はありませんでしたが、やりきったという感覚はありました。