ワイン受験.comロゴマーク ログインはこちらから Googleでログイン

ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス S.Tottiさん

第2章 動画講義の内容はノートや紙に整理してまとめる

一次試験の勉強の反省

5月頃には教本の重さから解放されて、勉強を進めていったわけですが、当時仕事が忙しかったのもあり、勉強がうまくはかどらない日々が続きました。

当時私は「Quizlet」という有料のアプリを使って、自作の問題集・単語集を作って勉強していました。図形・地図問題も自分で作れるので、非常に重宝していました。しかしながら自分で作る問題集なので、覚えて(もしくは慣れて)しまうのも早いのと、問題を作成するのにも相応に時間がかかるため、勉強の進捗は決してよくありませんでした。

ノートで整理して問題演習するべきだった

初期のころはノートで整理する、ということをしませんでした(これが後々の後悔につながるのですが)。「ノート見ながらワインを選ぶわけじゃないんだから、ノート無しの暗記重視でワインを勉強すべきだ!」という謎の思い込みがあったのが原因でした。

あまりに進捗がよくなかったため、「これは何かペースメーカ的なものが必要だ!」と思い、このころにワイン受験.comの問題集をまずは申し込みました。問題集を解いてみると、ほとんどD~C判定の連続で、如何に自分の中で知識が整理できていなかったか、偏っていたか、を痛感しました。

ワイン受験.comの動画は信頼できる

一方、当時よく閲覧していた語呂合わせのYouTube動画が急に閉鎖されたりして、焦る自分によくない状況が重なって、どうにもならなくなり、すがる気持ちでワイン受験.comの動画講義も申し込みました。

ソムリエ・ワインエキスパート試験に、YouTube動画を活用されている方が多いと思います。私もいくつか活用していましたが、このように投稿者の方の都合で急に動画が見れなくなるリスクや、どうしても情報が古かったり、明らかに間違っている箇所も見受けられました。このようなリスクがあるのに対し、有料であっても山崎先生の動画講座は、きちんと情報が更新され、安心して受講することができました。このころが7月頃だったと思います

そして、7月になってから動画講義の内容をノートや紙に整理し、まとめる勉強を始めました。正直、着手が遅すぎなのですが、ノートに整理していくと確実に知識が定着し、ワイン受験comの問題集の正答率も上がっていくのが実感できました。

残り時間が少ないのもあり、綺麗にノートにまとめることはせず、方眼タイプのノートに要点を整理し、簡単な手書き地図を自分で書いて覚える地名やワインを書いていく、というスタイルでした。

一次試験直前のワクチン接種?!

おそらく2021年特有の事案だと思うのですが、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったのがちょうど7月頃で、私も8月上旬、9月上旬に接種することになりました。

本当はワインエキスパート一次試験の後に一回目のワクチン接種をしたかったのですが、ワクチン接種の機会が限られていた事や、仕事の都合もあってどうしても8月上旬に接種することになりました。接種後は、よく言われているように倦怠感が長く続き、約一週間在宅勤務となってしまいました。家で仕事するので精一杯でした。一次試験前の大切な時期に勉強がはかどらず、本当に焦りました。

このころ、ワイン受験.comの模擬試験ではC判定ばかりでB判定まであと一歩の状態でしたが、最後までB判定まで到達することはできませんでした。模擬試験の着手が遅かったのが原因だったと思います。

自信はなかったがB判定で無事合格

一次試験を受けた感想として、最後まで合格できる自信がなく、時間いっぱいまで見直しました。終了ボタンを押し、「合格 B判定」を見たときはとても嬉しかったです。二回受験チャンスある中の一回目で、何とか合格できました。ワイン受験.comで解いてきた問題数は4000問ほどでした。

決して楽勝というのではなく、本当にギリギリで合格できたのだと思います。問題にも運よく恵まれたのかもしれません。問題には、教本をよく読んで各国の特徴を記憶していれば選択肢が絞れる問題が多かったので、やはり教本をよく読むことも大切だと改めて思いました。