ワイン受験.comロゴマーク ログインはこちらから Googleでログイン

ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス S・Wさん

模擬試験「不合格」からの逆転

「ワインが好きだから」という単純な動機で、今年3月にワインエキスパートの受験を決意。金額的にも手軽に始められる「ワイン受験.com」を申し込みました。通勤の合間に講義動画を見たり、「一日一問メルマガ」を解いたり。「隙間時間で勉強すれば大丈夫」と思っていましたが、最初のフランスがボリュームがあり辛かったです。

フランス、イタリアは前半の山場で、覚えることも多く、ここで挫折したり、時間をかけすぎてしまう人も多いと思います。練習問題をこなすもなかなか身につかず、一次試験に受かるか本当に不安でした。6月と8月に模試を受けましたが、いずれも60%に満たず「不合格」に。試験直前までに講義と練習問題を3回繰り返し、合格の手ごたえを得ました。

広く浅く、不得意分野を作らない

1次試験は全範囲からまんべんなく出題されるため、得意分野より「不得意分野を作らないこと」がポイントだと感じました。実際の試験は「ワイン受験.com」の問題より簡単な問題も多かったように思います。特定の国・産地の難問が解けるより、みんなが解ける問題を落とさないことが大切です。

2次試験は早めの対策を

「2次は合格率が高いから大丈夫」とやや甘く見ていましたが、テイスティングという初めての経験にかなり戸惑いました。合格後の8月下旬から対策を始めましたが、一発合格を狙うなら、早めの準備が大切だと思います。2次試験は「品種当てゲームではない」というのが定説ですが、合格者の皆さんは複数の品種を当てている印象でした。試験後に不安にならないためにも、何らかの対策は必須だと感じました。

「あきらめない人」が勝つ試験

最後に、この試験は「あきらめない人」が勝つ試験だ、とお伝えします。私自身、模擬試験の合格ラインを超えてきたのは8月の試験直前でした。6月までは「できる範囲」で勉強していましたが、7月以降は仕事と家事以外は勉強に費やし、仕事帰りにカフェで練習問題を繰り返しました。

最初は分からなくても、時間をかければ結果はついてきます。ワインの知識は一生の財産であり、人生を豊かにしてくれます。簡単な試験ではありませんが、ぜひあきらめずに、チャレンジしてみてください。