ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Tactさん
第10章 何とか合格! 一緒に勉強した妻も合格!
10月21日の合格発表の日は仕事が忙しく、発表の時間は会社の中を歩き回りながらスマホでソムリエ協会のウェブサイトにアクセス。50音順でカタカナ表記の合格者一覧表を、ドキドキしながら上から下へ、似たような名前を区別しながらスクロール...
あった!自分の名前が!受験番号も合ってる。思わず「よっしゃ!」と小さくガッツポーズ。嬉しさを噛み殺して自席にもどるとき、会社の窓から見えたのは初秋のモヤのかかった夕焼けでした。
昨年の年末にワインエキスパートの受験を決意し、春の桜が咲く頃も、コロナで家に閉じこもりのときも、夏のジリジリと暑い日も、勉強・解答・テイスティングに打ち込んでいたら、いつの間にかこんな季節になっていました。でも良いんです。良かったんです。こんな年があっても。とりあえず、目標は達成しました!
一緒に勉強した妻も初挑戦で合格
実はこの勉強中、大きな支えとなっていたのが妻の存在でした。結婚以来ともにワイン好きでしたが、お互いにこのような資格とは無縁で、日々ゆる~く気ままにワインを楽しむというスタイルでした。(奥様の合格体験記はこちら)
そんな中、私が突然の「ワインエキスパート受験」宣言。言った瞬間、妻はそれほど驚いた様子も関心もない様子でした。やるなら頑張ってね~協力するから、くらいな返答。しかし、私が宣言してからしばらくたったある日、妻が真顔で「あなたがなるなら私もワインエキスパートになる!」とまさかの宣言返し。
それからというもの、ワイン受験.comでお互いに解いた問題数で競ったり、食事の時に勉強した分野を話してみたり、妻はトイレの壁に各国の地図やメモを貼ったりと、二人とも勉強にどっぷりハマっていました。夜、二人で教本を読みながら眠りに落ちたことなどもしばしば。
時にはテイスティングやワイン論評など、しょうもないことでケンカをしたこともありました。特に、私が一足先に一次試験に合格したときなどは、妻が焦ったのかふて腐れたのかはわかりませんが、しばらく不機嫌な状態が続いたこともありました。
二人で毎晩二次試験のトレーニング
しかしそんな妻も、8月末の一次試験に無事合格することができたので、それからは二次試験合格を目指し、山崎先生のテイスティング講座を一緒に受講し、夕食用ワインもほぼ毎晩飲みつつ(相変わらずケンカもしつつ)、試験と同じ方式のテイスティングを二人で約3週間、みっちりと訓練をしました。
そして、妻も初めての挑戦ながら合格。二人揃ってワインエキスパートになれたのですが、その最大の勝因は、やはりワイン受験.comによるところが大きいと確信しています。妻も仕事や家事をこなしながらでしたが、やはり私がやったように、山崎先生が分析した合格までの道筋を忠実に辿り、実践に近い問題を数多く解いていたからだと思います。
わかりやすい解説付きで、必要な講義も選択して受けることができ、試験問題は解きたい時に解けるだけ、とことん出来る... ワイン受験.comの最大のメリットであり強みの一つです。
二人で祝杯
二次試験の合格発表の日の夜は、この日のために用意しておいた、とっておきの「フランスワイン」で妻と祝杯をあげました。「ワインエキスパートの勉強をしなかったら、こんなワインは絶対買ってなかったよね。 フランスワインって本当に美味しいね~」などと、昨年までとは打って変わった会話で盛り上がりながら。