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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Y.Mさん

第1章 分厚い教本はバラバラに裁断して2穴でファイル

お酒を飲み始めてから30年余り、ただ酔っ払ってるだけでなく何か形に残したいと思いワインエキスパートの資格取得を思い立ちました。今まで主に白ワインと日本酒、ウイスキー、ビールが好きでずっと飲んできましたが、ワインの知識に関してはまったくの素人。受験と言っても何から勉強すればよいか全くわかりませんでしたが、ネットで調べていて偶然見つけたワイン受験.comのサイトを見てこれしかないと思い早速申し込みました。

当初2020年度に受験を思い立ちましたが、ちょうど新型コロナ感染が拡大し始めた時期で1年様子を見て2021年度に受験しました。感染予防の観点からワインスクールへ通うことは難しいと考え、オンラインでマイペースで受講できるワイン受験.comはちょうどよかったと思います。

4月下旬に日本ソムリエ協会のサイトから本試験の申し込みをしました。5月連休明けに送られてきた日本ソムリエ協会の分厚い教本を見て、まずびっくり、受験しようとしたことを少し後悔しましたが、気を取り直してワイン受験.comの一次試験対策動画を教本を見ながら視聴しはじめました。

まず教本を分冊化する

無料オリエンテーションで山崎先生のおすすめ勉強法を見て参考にしました。まず分厚い教本はキンコーズでバラバラに裁断してもらいファイルできるように2穴を開けてもらいました。それを国別にクリアファイルに入れて持ち歩きどこでも勉強できるようにしました。オーストラリアとニュージーランドなど関連する国は一冊にまとめると勉強するとき便利です。フランスは1冊に収まらないのでブルゴーニュ、ボルドー、その他地域など数冊に分けました。

教本の準備ができたら対策動画を見ながら勉強開始、山崎先生がすすめられている通り、ワイン概論、フランスなど重要11章を順番に勉強していきました。動画を見ながら教本の重要な点にマーカーを引いて目立つようにしました。また動画の資料をダウンロードして教本とセットで国別にクリアファイルに入れて後で見返しやすいようにしました。フランスなど量が膨大でなかなか勉強が進まずあせりましたが、まずは7月末までに重要11章を終わらせることを目標に勉強を進めました。

動画を見たら問題集を解く

ひとつの章が終わるたびにワイン受験.comの問題集を解いて勉強したことを確認し知識を定着させていきました。最初のうちは半分も正解できずあせりましたが、何回も繰り返し問題を解いているうちに正解率も上がっていきました。問題集を何度も繰り返し解いて、まちがったところ、記憶があいまいなところを教本に戻って確認する、その繰り返しが一番の早道だと思います。

合わせて1日1問メルマガで毎日問題に触れて感を磨くようにしました。産地の地図やAOCなどなかなか覚えられないところは、ノートに簡単な地図を書いたり表にまとめるなどして手を動かすと頭の中の整理に役立ちました。また記憶にも残りやすくなりました。

1回目、2回目とも合格!

なにせ教本の内容は量が多いので試験に出るポイントを動画や問題集で効率よく勉強することが大事だと思います。7月下旬になんとか重要11章を日本まで一通り終えて、その後3週間で残りの国を同じ要領でざっと片付けていきました。

6月中旬に一次試験の会場予約が始まり協会のサイトから2回受験コースで申し込んでいたので、1回目は8月16日、2回目は試験期間末の8月31日で申し込みました。一次試験期間は7月20日から8月31日まででしたが、早めに1回目を受験しておくと万一失敗しても2回目までに復習する時間を確保できるのでよいと思います。結果的には1回目、2回目ともB判定でなんとか合格することができました。