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トレーニングの方法・おすすめの焼酎

どんな焼酎が出るの?

SAKE DIPLOMAの二次試験で出題される焼酎も、原則として主原料や蒸留方法の個性を適度に持っている、標準的なスタイルの焼酎だと考えましょう。また、そのような焼酎を数多くテイスティングすることが、合格への王道だと考えましょう。

ここでは主原料別に、標準的な焼酎をいくつか紹介します。

麦焼酎

  • 天の川 25度(長崎県、天の川酒造)
  • 特蒸 泰明 25度(大分県、藤居醸造)

麦焼酎は、生産量は減圧の方が多いのですが、今まで試験に出題されたのは全て常圧です。そのため、長崎県(壱岐)の常圧と、大分県の常圧を1つずつ飲んでおくことをおすすめします。常圧ではこの2つが特徴が分かりやすいと思います。

米焼酎

  • 吟香鳥飼 25度(熊本県、鳥飼酒造)
  • 常圧豊永蔵 25度(熊本県、豊永酒造)

米焼酎は、球磨焼酎を飲んでおきましょう。減圧の鳥飼と、常圧の豊永蔵を比較されることをおすすめします。

芋焼酎

  • 白天宝山 25度(鹿児島県、西酒造)
  • 白霧島 25度(宮崎県、霧島酒造)

芋焼酎は、白麹を使った常圧のベーシックな香味のものが出題されやすいと思います。この2つをおすすめします。

黒糖焼酎

  • 長雲 30度(鹿児島県、山田酒造)
  • 朝日 30度(鹿児島県、朝日酒造)

黒糖焼酎は、常圧で特徴が良く感じられるものを2つ飲んでおきましょう。長雲は奄美大島、朝日はそのお隣の喜界島です。

酒粕焼酎

  • 吟香露 25度(福岡県、杜の蔵)
  • よろしく千萬あるべし 25度(新潟県、八海醸造)

酒粕焼酎は、いわゆる「正調粕取り焼酎」と呼ばれる力強い香味のものと、粕醪取りと呼ばれる華やかな香味のものがありますが、どちらかというと後者の方が試験には出やすいと思います。

この2つはどちらも大変華やかな香味の減圧です。一度飲めば忘れないと思います。

泡盛

  • 直火請福 30度(沖縄県、請福酒造)
  • 瑞泉 青龍 3年古酒 30度(沖縄県、請福酒造)

泡盛は、新酒と古酒を1つずつ飲んでおきましょう。古酒はあまり古いものは出題されにくいと思いますので3年古酒です。請福は石垣島を、瑞泉は沖縄本島を代表する銘柄です。