チリ・概論、品種
日本ソムリエ協会教本2024 P.483〜500
チリの概論(重要度B)
まずはチリの概論 P.484〜を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 国別ワイン輸入量第2位(P.854表)
- チリワインにかかる関税はゼロ(P.484左)
- 南緯27〜40度、南北1,400km(P.484左)
- フンボルト海流(P.484左)
- 16世紀半ば、聖餐用ワイン、パイス種(P.484右)
- カベルネはあったが、シャルドネがなかった(P.485左)
- 19世紀後半から本格的なワイン造り(P.485左)
- 地中海性気候(P.486左)
- 灌漑の方法3種類(P.486右)
- フィロキセラの被害がない(P.488左)
- ピスコ、モスカテル種(P.493左)
例題: 次の中から日本における2022年の国別ワイン輸入量で、チリは第何位の国であるかを選択してください。
- 第3位
- 第4位
- 第2位
- 第1位
正解: 3
例題: 次の中からチリで行われている、雪解け水を貯めて、あるいは川から引き込んで、畝間に流す灌漑方法の名称を選択してください。
- ドライ・ファーミング
- ドライ・イリゲーション
- ドリップ・イリゲーション
- ナチュラル・イリゲーション
正解: 4
チリの品種(重要度C)
P.488右の表をごらんください。栽培面積第1〜3位までの品種の名前を覚えておきましょう。特に白ブドウ第1位が、シャルドネではなくソーヴィニョン・ブランであることに注意してください。
カベルネ・ソーヴィニョンは全体の30%を占めています。
例題: 次の中からチリのブドウ品種の中で栽培面積が第1位の品種を選択してください。
- マルベック
- シラー
- メルロ
- カベルネ・ソーヴィニヨン
正解: 4
また、5位カルメネールと6位パイスは重要な品種です。P.489〜の解説を一読しておきましょう。
例題: 次の中から元来ボルドーで栽培されていた品種で、チリで長い間メルロと混同されていた品種を選択してください。
- トロンテス
- カルメネール
- パイス
- マルベック
正解: 2
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
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