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ドイツ・産地

日本ソムリエ協会教本2024 P.501〜534

ドイツのワイン産地

産地の特徴(重要度A)

最初にP.501の地図をごらんください。ドイツには13の産地があることを理解しましょう。続いてP.515「1.アール」〜P.533「13.ザクセン」までの解説を読み、各産地の特徴を簡潔に理解しましょう。このとき、産地を流れる川、主要都市、主要品種に注意して覚えてください。

例題: 次の説明に合致するドイツの生産地域を選択してください。 「ドイツのブドウ栽培醸造技術を研究するガイゼンハイム大学があり、高品質なドイツワインをリードする産地である。多くの畑はライン川に向かって下る南向き斜面にあり、リースリングが約78%を占める。」

  1. アール
  2. ラインガウ
  3. ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ
  4. ヴュルテムベルク

正解: 2

産地の位置(重要度A)

地図問がよく出題されます。産地の位置も押さえておきましょう。特に最南端、最北端、最東端に位置する産地に注意してください。

例題: 下記の画像はドイツのワイン産地の地図です。地図上でFrankenに相当する番号を選択してください。

問題文画像

  1. 13番
  2. 9番
  3. 7番
  4. 3番

正解: 2

産地別の栽培面積順位、赤ワインの生産比率の高い産地(重要度A)

下記の産地は押さえておきましょう。

  • ブドウ栽培面積第1位: ラインヘッセン
  • ブドウ栽培面積第2位: ファルツ
  • ブドウ栽培面積第3位: バーデン
  • ブドウ栽培面積最下位: ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ
  • 赤ワインの生産比率が高い: アール、ヴュルテムベルク

例題: 次の中から白ワイン用品種より、赤ワイン用品種の栽培面積の方が大きいドイツの生産地域を選択してください。

  1. モーゼル
  2. バーデン
  3. ナーエ
  4. ヴュルテムベルク

正解: 4

特徴的な品種(重要度A)

その産地を特徴付ける品種は押さえておきましょう。下記の産地に注意してください。

  • アール: シュペートブルグンダー(P.516右)
  • ラインガウ: リースリング(P.521左)
  • フランケン: ジルヴァーナー(P.528左)
  • ヴュルテムベルク: トロリンガー(P.529右)
  • バーデン: シュペートブルグンダー(P.531右)

例題: 次の中から赤ワイン用品種の栽培比率が40%を占め、シュペートブルグンダーが主体であるドイツの生産地域を選択してください。

  1. アール
  2. バーデン
  3. モーゼル
  4. ヴュルテムベルク

正解: 2

問題集をやりましょう

要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。

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