イタリア・歴史・ワイン法
日本ソムリエ協会教本2024 P.201〜284
イタリアの歴史(重要度B)
イタリアの歴史については、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- ギリシャ人とエトルリア人(P.202右)
- アンフォラ(P.202右)
- コジモ3世(P.203左)
- コジモ3世が線引きをしたワインの名前(P.203左)
- 1963年に最初の原産地呼称法(P.205左)
例題: 次の中からイタリアで18世紀にトスカーナ大公国のコジモ3世が生産範囲の限定を行ったワインの名称を選んでください。
- Cinque Terre
- Carmignano
- Vino Nobile di Montepulciano
- Trentino
正解: 2
イタリアのワイン法
残糖量の表示(重要度C)
P.9下の表をごらんください。スパークリングワインとスティルワインの残糖量の表示を覚えておきましょう。特にフランス語とイタリア語で表記が大きく異なるものに注意してください。
例題: 次の中からイタリアのスティルワインに表示される風味表示で残存糖分が0〜4グラム/リットルのものに表示されるものを選んでください。
- Amabile
- Asciutto
- Dolce
- Semi Secco
正解: 2
新酒(重要度C)
イタリアの新酒はヴィーノ・ノヴェッロといいます。P.205右の新酒の規定を一読し、簡潔に覚えておきましょう。
例題: 次のイタリアのVino Novelloに関する記述の中で正しいものを選んでください。
- 収穫年の記載は任意
- 炭酸ガス浸漬法(MC法)で造られたワインを40%以上使用
- 醸造期間は醸造開始後1ヶ月以内
- アルコール度数8%以上
正解: 2
その他(重要度C)
下記のポイントが問われることもあります。念のため押さえておきましょう。
- IGPはワインの85%がその土地で造られたもの(P.205左)
- Vino Frizzante、Vino Liquoroso、Vino Novelloとは(P.205右)
- Vermouth di Torino、Limoncelloについて(P.206左)
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
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