日本酒・概論、品種
日本ソムリエ協会教本2024 P.35〜47
概論(重要度C)
まずは教本を一読し、最初に下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 清酒の定義(P.35左)
- 醸造アルコールなどの添加は50%まで(P.35左)
- アルコール度数22度未満(P.35左)
- ひやおろしとは(P.36左)
- 地理的表示に指定されている14個の名称(そのうち清酒は13個)と指定年月(P.43右上表)
例題: 次の中から、酒税法における日本酒の定義の中で、正しくないものを選択してください。
- 米、米麹、水を原料として発酵させ、漉したもの
- 米、米麹、水、清酒粕、そのほか政令で定める物品を原料として発酵させ、漉したもの
- 清酒に清酒粕を加えて漉したもの
- 清酒に醸造アルコールを加えて漉したもの
正解: 4
例題: 次の中から日本酒の地理的表示「灘五郷」が指定された年月を選択してください。
- 2016年12月
- 2015年12月
- 2017年12月
- 2018年6月
正解: 4
品種(重要度A)
2018年から米の品種の問題が大量に出されるようになりました。P.39右下〜P.40左の下記の4品種の名前と特徴をしっかり押さえてください。
- 山田錦
- 五百万石
- 美山錦
- 雄町
押さえるべきポイントは下記の通りです。
- 生産量1〜3位の品種と生産量(P.40左上)
- 早生(わせ、収穫期が早い米)か、晩生(おくて、収穫期が遅い米)か
- 開発された県名
- 交配品種の場合は親の品種
- 命名年
例題: 次の中から酒造好適米「山田錦」の交配を選択してください。
- 菊水 × 華吹雪
- 菊水 × 新200号
- 山田穂 × 短桿渡船
- 山田穂 × たかね錦
正解: 3
例題: 次の説明に最も良く合致する酒造好適米の品種を選択してください。「寒冷地向けに開発された早生品種で米質はやや固く溶けにくい。淡麗で爽やかな酒質を生む。新潟県が主たる産地である。」
- 五百万石
- 美山錦
- 山田錦
- 雄町
正解: 1
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
ワイン受験.comの問題集には、出題の可能性があるほとんど全ての問題を用意しています。問題集をきちんとやれば、必ず合格できます。