ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス A.Tさん
第1章: 一次試験対策はインプットとアウトプットの繰り返し
受験しようとしたきっかけ
ワインエキスパートを受験しようとしたきっかけですが、数年前に酒販店さんで一時期勤務をしていたこともあり、何かしら人に証明できるものが欲しいな。と思って受験をしたのがきっかけでした。
個人的にお酒はガンガン飲むほど強い方ではなく、じっくり1杯を楽しみたい。というタイプなのでどちらかというと「飲めない」グループに入る方だと思います。ですがワインは好きというちょっと変わった感じですが(笑)
色々調べていてこの「ワイン受験.com」を知り、受験を決意したのですが30代後半でもともと勉強が大の苦手だったという事もあり一次突破も数年かかるという大苦戦をしました。
一次試験対策はインプットとアウトプットの繰り返し
数年間で様々なパターンを試したのですが、やはり自分に合っていた勉強法といえば「動画で学習 → 教本に書き込む → 問題・模試をひたすら解く → 点数が少ない国の問題を解く、もしくはアプリで読み込んで復習する」の繰り返しでした。
インプット
- 「ワイン受験.com」の動画(特に主要国)を見ながら教本で学習
- 教本に書き込む際は「消せるマーカー(フリクション等)」で書き込む
- 図面や補足が出てきたときにはルーズリーフを小さく切って書き込んで教本に貼り付け
- 覚えきれないところはゴロで覚える(ゴロ覚えの本や最近は動画も出ているので参考に)
- 外部テキストは…買ったものもありましたがあまり開きませんでした・・・。
- イタリア等の白地図にDOCG等を色分けして記入。勉強中に目にするところに貼る。
等々。
ノートにまとめる方法も試しましたが、私の場合問題とかを解いていても教本を見る率が高いですし、まとめるのに時間がかかる=それだけで満足してしまったり、試験日近くになってしまうという事がありましたので、個人的には合いませんでした。
なので動画で山崎先生が「〜の●ページの●行目を見てください」という指示があるのと同時に消せるマーカーでラインや書き込みをする → 問題解いてわからないところがあった時に見返せるという方法が効率的でした。
覚え方も人それぞれなので色々試してみるといいかもです。
アウトプット
- 動画で学習 → 問題集でアウトプット(最初解けなくて当たり前)
- 主要国がある程度終わったら模試も同時にやる
- 模試を解いたら採点
- どこの国が何点中何点、重要な国とそうでない国と分けて重要国で点数が低い国は問題集で解く(私の場合は独自で採点用紙作って解いていました。)
- アプリなどを使って隙間時間学習
主要国がいくつか終わった時点で模試を解いた方がいいなと思いました。早ければ早い方がいいですし、模試も1回解くのに時間がかかるので5月下旬ぐらいから多分着手していたと思います。
解けないのは当たり前なので先生の動画がアップされたら学習しながら模試を解く。といった形でしょうか。
CBT形式だと問題量の勝負なので一般的な書籍の問題集では間に合わないと感じました。(私も何冊か買いましたがあまり効果がなかったというのが正直なところでしょうか。)
あと・・・通勤している方々の場合、疲れて勉強手につかないとか、出張、残業とかを考えるとどんどん勉強が遅れてスケジュールが狂うので、早めにスケジュール立ててずれ込んでもあせらない様にした方がいいです。。私も何度も経験しました( ;∀;)
使用アプリは下記です。
- 暗記メーカー:間違えた問題をそのままコピペして空き時間に解く。という事を繰り返してました。二次対策の際にも大活躍しました。
- あそんでまなべるイタリア地図パズル(アメリカ・フランス版もあり)イタリアは全州覚えないといけないので空き時間にこれもパズル形式で使用。
一次試験間近になったらひたすら模試。私の場合は7月にC判定とB判定を行ったり来たりでしたが1回目が7月31日でこの方法で1次試験をやっと突破することができました。長かった!
↓ ちなみに模試の成績はこんな感じで整理しました。記入用紙はこちらからダウンロードできます(PDF)