ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス A.Tさん
第2章: 二次試験対策はワインをそろえて小瓶に移した
初回は失敗した二次試験
一次試験が受かった年は数年間の緊張が切れてしまったのか、対策はしていたのですがあまり集中できず二次試験で失敗してしまいました。1回目の二次試験で思ったよりも時間がなく、迷っていたら時間切れになってしまった。という状況です。
ショックでしたが、翌年から3年間はリベンジができるとのことでゆっくり考えつつ挑みました。
二次試験対策
結論として…二次はお金がかかります…!(苦笑)
物がないと始まらないのでワイン集めもしなければいけないし、テイスティングセミナーだともっとお金がかかります。。。 なるべくローコストで! と思い取った手段は下記です。
- 山崎先生の二次試験対策講座に二日間参加
- 基本品種6種セット(ハーフ)
- テイスティング品種を6品種と+αに絞って講座で話に上がっていた残りの2,000円台のワインを購入
- 温度計(試験と同じ方法に近づけるため)
- 100mlの小瓶(フリマ等で買って再度煮沸消毒。)※匂いが取れない場合、私の場合は100均などのアルカリイオン水を中に振りかけて水でゆすいで煮沸消毒でかなり匂いは取れました。
- そのほかのお酒は手に入る範囲でミニタイプ等のボトルを手に入れる(そこまで飲めないので…(悲))
ワインのものによっては置いてない品種があったり、予算より高かったりしたのでワイン探しもなかなか大変でした。送料も上がってますからね。。
テイスティング練習
買ってきたワインは小瓶に移すのですが、単身用の冷蔵庫なのでそこまで大きくなく容量も限られているとなると、ここでも計画的にテイスティングを行っていく必要が出てきます。とは言え、ラベルを見ながら行うわけにもいかないので
- どのワインをいつテイスティングするか決める(ワインに赤1、白2などのナンバリングをする)
- 各小瓶に色画用紙※を折り込んで輪ゴムで止める ※黒や緑といった裏が透けないものに白などの見えるボールペンで品種やビンテージ等書く。表には小さく上記でナンバリングしたものを書く
- 時間を決めてテイスティング(WEの場合、50分=1本あたり10分でテイスティングとシートの書き込みが必要+残り10分はその他のお酒用。といった方法)
- その他のお酒は二次試験対策講座で聞いた特徴を見返したり、youtubeで他の人がまとめた動画があるのでそちらを参考。(選択制なので「これだろうな」と判別できるぐらい)
といった方法で行ってました。後は気づいた点はメモをする癖などをした方がよく、見返してみると共通ワードが出てくるので気づく点も多かったです。
テイスティングシート(山崎先生作成の模範解答)
これはかなり今回救われました!
- セミナーで教えていただいたテイスティングシートは絶対暗記
- 1本あたりテイスティング+シート記入を10分と考えて時間を計って書く
- 暗記アプリで用語を覚える。
ちゃんとやっておいた方がいいです(笑)。結果的に品種は全て外してしまったのですが他のところで合っている部分があったり、型が回答とハマっていて今回受かったんだろうなと思っています。
試験当日、緊張してわからなくなったりしますし、その場合に品種だけに絞った回答すると丸々失点になる可能性もあるので、とにかく無難な回答をする癖はつけたほうがいいなと。
二次試験当日
二次試験当日ですが、1回目と違って時間を決めて練習したのが効果があったのか、思ったよりも早く回答が終わりました。(かなり時間も余ったのですが、その他お酒を口にしてしまったので戻れず)
試験終わるとお手洗いや廊下で他の受験者同士での、「あの品種これじゃない?」という予測している会話を個人的に聞きたくなかったので急いで会場を後にしました(笑)終わった後とはいえ、結構心臓に悪いんですよ…。
品種は外れてしまいましたが、結果的に見事に二次通過しました! 時間はかかってしまいましたが山崎先生のこのサイトと講座のおかけで受かったと思っています。