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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス ぶどう色3号さん

第2章 二次試験はほぼ独学で乗り切る

一次試験合格発表から約1ヶ月後に迫る二次試験。
一次試験対策中も、山崎先生のアフター会や小瓶交換会に積極的に参加し、できるだけテイスティングの機会を作りましたが、
本格的な二次試験対策はこの時がスタートです。

ワイン受験.comを熟読

まず、ワイン受験.comの二次試験対策講座を熟読することから始めました。
そして、様々な国の様々な品種を購入し、自宅にて空き時間に1つでも多くのテイスティングをしました。(代表的な品種6種を繰り返しトレーニングしてから応用品種に入りました。)
毎度コメントをしっかりと書き込み、自分なりに分析をしていきました。

自宅で一人でコメントの練習

自宅にて一人でトレーニングをしていたので、先生がお勧めをされていた本「久保將監修、新星出版社 ワインテイスティングの基礎知識」は、とてもためになりました。
別冊付録の二次攻略テクニックには品種ごとのテイスティングコメント例があり、こちらを参考にしながらテイスティングコメントのトレーニングをしました。

教本に書いてあったこと、「テイスティングは先入観をもたずに主観で行い、グラスの中のワインを素直に見つめることからはじまる。」
これを常に心がけて、テイスティングをしました。

二次試験

時間ギリギリでひやり

試験当日。不思議と落ち着いていて、「どんなワインと出会えるかな、楽しみだな。」と、ワクワクした気持ちで会場へ。

50分でワイン4種とその他のお酒1種です。正直、本当に時間がなかった... 終了の合図が出る寸前に最後のマークシートに記入を終え、ひやっとしました。時間配分をしっかり把握し、迅速にコメントをするトレーニングは大切だと痛感しました。

最高に楽しい50分間だった

ただ、私は時間がなく焦る気持ちを随時しっかりコントロールし、最後まで目の前のワインとしっかり向き合うことができたと思います。ワインに向かって「どこから来たどちら様ですか?」と問いかけながら、最高に楽しい50分間でした。(後半、ほろ酔いになり危険でしたので、吐き出しに慣れておくことも大事かなと思います。)

ちなみに、その他のお酒は飲むのがあまり得意ではないこともあり、外見と香りで識別できるレベルを目指してトレーニングをし、当日のお酒もしっかり正解できました!


 


遂に念願のワインエキスパートに!

素直にワインと向き合った二次試験までの1ヶ月。
自分を信じて良い結果を祈るように待ちました。
そして、念願の合格!!! 番号を見つけた瞬間、泣き崩れました。

言葉にならない喜びと感動でした!!! ワインを愛する気持ちと、素直に向き合う気持ちと、やはり努力。これがあれば、きっと乗り越えられると思います!