ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス はじめさん
第1章 つらかったこと、よかったこと
最初に
私は2021年4月3日に開催されたワインスクール山崎塾の無料オリエンテーションに参加しましたが、ワイン受験.comについては無料サービスのみを利用して、JSAワインエキスパート呼称資格認定試験に一発合格させていただきました。
試験対策は基本的に自習で進め、いわゆるワインスクールに通ったのはアカデミー・デュ・ヴァンの二次試験対策テイスティング講座(8月~10月に6回)のみです。
無料でワインスクール山崎塾のお世話になった私の話でもよいのだろうか、と思ったのですが、器の大きな山崎塾長から「いろいろな方に書いていただくことが、来年受験の方の参考になると考えています」とのお言葉があり、合格体験記を書かせていただくことにしました。まずは感想から...
つらかったこと
初めて日本ソムリエ協会の教本を手にしたときは、その分厚さと内容の密度に圧倒されました。満点が取れなくても試験に合格できるのだから、と自分自身に言い聞かせながら勉強を進めましたが、膨大な情報量を自分なりに整理して頭にインプットすることは、大変な根気を必要とする作業でした。
効率的に記憶するための情報の整理を、ワインスクール山崎塾に頼る手もあったかもしれません。
よかったこと
私は赤ワイン党で、なかでもボルドータイプのフルボディが好きだったのですが、二次試験のため基本6品種を中心にいろいろなタイプの単一ワインを飲むようになり、ワインに対する視野を広げることができたのは、大きな収穫だったと思います。
二次試験に出やすい3000円程度のワインを普段飲みするのは経済的にちょっと厳しいので、1000円台にときどき3000円程度のものを組み込んで、コメントを考えながら2日で1本のペースでボトルを空けていました。