ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス K.Hさん
第3章 二次試験対策・独学の弱点
勉強開始~一次試験終了まで
この時期私は失敗しました(苦笑)。ワイン受験.comの手順どおり小瓶法を6カ月かけて赤白基本セット3本×6セットを自分なりにやってみましたが、振り返るとあまり効果はなかったです。
理由は明らかで、独学の弱点でテイスティングの方法を一度も教わらなかったからです。なので、来年独学で受験される方には、ワイン受験.comの講義後の小瓶法交換会や他のワインスクール、ワインバーなどで一度資格保有者の方からテイスティングの方法を直接教わることを、強くお勧めします。
1回スクールに行くだけでも全然違う
私は実質的に一次試験終了後から慌てて二次試験対策をすることになりましたが、受かることは受かりますが、早めの対策をしないと結構冷や冷やしますよ(苦笑)。1回スクールに行くだけでも全然違います!
もちろん、ワイン受験.comの二次試験対策はとても有用でした。テイスティングのやり方を知っていれさえすれば、小瓶法はとても有効です! 私はAmazonや100均で化粧品用の50mLのプラスチック製の小瓶をたくさん購入して、3本ブラインドで練習し続けました。
一次試験終了後、ワインスクールへ
私の二次試験対策は残念ながら実質ここからでした。テイスティングは確かにやっていたものの(テイスティングコメントもつけてました)、理解がなかなか進まずな状態でした。
この後は独学は忘れて割り切って、時間と費用を捻出してワインスクールに頼ることにしました。ワインスクールの詳細はここでは割愛しますが、複数のワインスクールに通い、良い講師の先生方達に恵まれてテイスティングの基本的な方法を学びました。もっと深く学びたかったですが、それは資格を取ってからと割り切りました。
その他の酒類
ワインスクール主催の対策講座に通い、50種類くらいのアルコールに触れる機会を複数設けて自分なりにインプットして覚えました。
- 色別(琥珀色、無色透明など)
- アルコール度数別
- 香りの特徴
- 味の特徴
に分けて、A4用紙1枚いっぱいに使ってアルゴリズム(チャート表)を作って繰り返し見てはワインバーでテイスティングしました(パソコンではなく、手書きでつくることをお勧めします。すごく頭に残ります)。それでも1ヶ月では時間不足でした。
とにかく実践!
スクール以外にも指導経験のあるシニアソムリエのいるワインバーに時間を作って通い、ブラインドでワイン、アルコールを出してもらってテイスティングコメントを取って品種を当てる練習をしました。9月はワイン尽くしの1ヶ月でしたが楽しかったですよ。