ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス KKさん
第3章: 二次試験対策、ブラインドを繰り返し
まず最初にテイスティング理論講座
8月半ばに一次試験に合格しましたが、そこまで二次試験対策はゼロ。まずはと、8/31,9/1に開催されたワイン受験.comのテイスティング理論講座を受講しました。
ブラインドテイスティングのやり方やテイスティングコメントの書き方を学べたので、本当に受講して良かったです。テイスティングコメントは暗記になりますが、一次試験の勉強量と比較にならない少なさなので、あっという間に覚えられました。
続いて小ビン詰め替えでブラインド
問題はテイスティング。山崎先生のおすすめする小ビン詰め替え法で、白基本3品種(シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリング)赤基本3品種(カベルネソーヴィニヨン、シラー、ピノノワール)に絞りました。
まずは3品種を旧/新世界の2種類で計6本ワインを準備し、練習しました。一緒にメモ用紙を準備し、どんな特徴があるかを自分なりのコメントで書きました。結論が出たら答え合わせをして、再度飲むことで品種の特徴と自分の感覚をつなぎ合わせていきます。
何回か繰り返すと、自分の間違える癖が分かってきました。小ビン詰め替え法は自宅でやりましたが、二次試験対策をしているお店もあり、週1はお店で練習しました。基本3品種以外も出てきますので、答えは外しますが、特徴的な香りがある品種の勉強になりました。
本番では品種は1/4、国は2/4正解
そして2次試験本番。山崎先生が早めに会場入りしたほうが良いとのことで、1時間半前に会場につき、心を落ち着かせました。周りの人はワインスクールの友人同士で仲良くしていますが、こちらは独学なので一人です(笑)会場には100人レベルではなく、もっと多くの人がいたのでライバルが多いなと思いました。指定の席に座って試験スタート。
- 白1本目:基本3品種ではなく、知らない品種。
- 白2本目:知っている品種/国で確信を持って回答。
- 赤1本目:知っている品種だけど国が定まらない。。
- 赤2本目:基本3品種ではなく、知らない品種。だが、お店で練習した品種に似ていると直観的に感じ、基本3品種以外を回答。
- ワイン以外のお酒:ワイン以外は勉強しておらず、正直捨てていました。ただ、奇跡的に飲んだことがあるお酒で自信をもって回答。
試験が終わり、感覚的には合格の感覚はありませんでした。ただそれ以上に試験が終わったことの解放感に酔っていました。
そして10日後、合格!!
ワイン品種は1/4、国は2/4、年は0/4の当たりでほぼ外しましたが、奇跡的に合格しました。テイスティングコメントが良かったのかもしれません、山崎先生には頭が上がりません。