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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス まぁすけさん

第2章: 3月、新しい教本が来た、新しく追加された科目に取り掛かる

3月〜4月、ややモチベーションが下がる

本当はイタリアの後にドイツを勉強したかったのですが、イタリアにドイツと、ボリューム大が続くと疲れると考え、ポルトガル、オーストラリア、ニュージーランド、そしてドイツに移りました。

自分は旅行が好きなので、どこの国も先に地理だけは覚えるようにすると、入り込みが苦になりませんでした。この頃大変ショックだったのは、勉強当初にやった内容を忘れ始めていた事です。新しい科目に進めば進むほど、復習もたくさんの量やらなければならず、それまでやってきた内容を忘れていったのです。

頑張って勉強してきたのに、日々忘れていくとモチベーションが下がりました。疲れもあり、1週間まともに勉強しない時もありました。常にワインワイン、嫌になると絶対だめになる。ワインを心から好きにならないと受からないと感じ、ワインエキスパート合格後に何をしたいか? 将来像をイメージしたりして前向きな気持ちでいられるよう心がけました。

旅行先でもテキストを持っていき、寝る前に読んで勉強します。往復の飛行機でもスクショした教本をチェックするなど、妻の理解にも感謝しています。

テキストや教本は最新版が出ると同時に購入し、新しく追加された科目やポイントのチェックを始めます。お茶やコーヒーが追加されておりましたが、ウェイトはそんなに無いと判断。名前と製造方法くらいだけをチェックするに留めておきました。教本は表以外は全てのページを見て、出そうなところをカラーペンでチェックしました。

5月〜6月、模擬試験を始める

アメリカやカナダはA.V.A.や地理、教本はページ数が多くて新しく認定されたところもあり、勉強しきれないのでアンダーラインを引いたりしました。南アフリカは地理中心、チリやアルゼンチンは縦長で名前が中々頭に入ってこなくて苦労しました。

スイスやイギリスは出そうな部分だけおさえ、ギリシャや東欧の国は地理と代表品種に絞って勉強したと思います。オーストリアとハンガリーは旅行した経験からか、割と楽に覚えられたのは良かったです。

ワイン受験.comの模擬試験に挑戦し、1回目はC判定。まだ全ての科目をやる前でしたので、こんなものかという認識でした。

気分転換にはYouTubeでワインの動画を見たりして、様々な角度からワインを見て楽しんだりしました。

7月は総復習、1日400問以上

7月はその他の国を一通りやって、再度模擬試験 → 総復習する毎日で、多い日は1日400問以上練習問題を解いたと思います。捨てた部分もありましたが、全科目終わった後に模擬試験をやり、B判定2回という結果。一安心ですが、今年は難しくなる予感がして試験1週間前は悔いのないようにと猛勉強しました。

特に絶対出ると思われる箇所は必ずおさえます。

ノートは2冊目に突入し、ワイン受験.comの練習問題は全科目トータル25,185問やり、平均83%でB判定となりました。

一次試験は7月21日に受験

ワイン検定の先生から『試験はとにかく時間が無いからスピード勝負』と聞いていたため、サクサク回答を試みます。が、出てくる問題が難問奇問が多く、今までの努力は何だったのかと自問自答して泣きそうになります。

マウスを止めて考えていると時間が経過していくのも感じて焦りました。前年度は4択と聞いていたのに6択から2つ選ぶ問題や、キーボードで打ち込む問題もありました。結果的にはかなり時間が余ったので、念のため回答のチェックをした後に恐る恐る判定をクリック。結果B判定で画面に合格と出て大きく息を吐きました。