ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス まぁすけさん
第3章: 一次試験に受かって浮かれてしまい、二次対策はやや出遅れた
8月、二次試験対策はこの5点を実行
自分はワイン検定を受ける前までは、ワインの特徴香などのポイントが分かりませんでした。分かって飲んでいる人とのスタートの差はあると感じ、二次試験対策は以下の5点を実行しました。
- ワイン受験.comの山崎先生基本品種6本セットを購入。
- ワインテイスティングの基礎知識という本を購入して理論を学ぶ。
- 山崎先生のテイスティング理論講座を2日間受講。
- ヴィノテラスの二次試験対策ハードリキュール・リカーセットの購入。
- 小瓶詰め替え法
特に山崎先生の通学理論講座は大変勉強になりました。雲の上の存在の山崎先生と講座当日に挨拶ができ、感激してモチベーションが上がった事を覚えています。テイスティングでどこを見たら良いのか分かりやすく説明して下さり、いくつか質問して疑問を解消。気持ちの切り替えも出来ました。
一次試験が受かって浮かれてしまい、8月は何も考えずにワインを飲んでるだけの時間を過ごしていた自分をちょっと反省しています。山崎先生の講座をきっかけに、やらなきゃという意識になりました。
9月からはブラインドで比較テイスティング(基本6品種)を開始
プラスアルファでアロマ系品種を飲んでみたりします。この頃には基本6品種の特徴香も大体ですが分かってきました。
練習ではロワールのソーヴィニオン・ブランとシャブリを間違えるなど、ミスは何回もあった気がします。特に苦労した点は赤ワインで、ローヌシラーとシラーズ。シラーズとカベルネ・ソーヴィニオンです。
シラーズはスパイスの香りが分かりにくい。特にチリカベの特徴香は試験2週間くらい前まで全く分からなかったため、ワインショップのソムリエさんからのアドバイスを思い出し、香りの違い等ひたすらブラインドで比較テイスティングを行ないました。ワインバーで二次試験を受ける旨を話したら、ブラインドでワインを出してくれたりもしました。
その他の飲料はヴィノテラスの50種類のリキュール・ハードリカーセットを日にちを分けて試飲し、自分がどう感じたかをノートに記録していきました。ほとんど飲んだことのない未知のお酒ばかりで、度数も強く結構大変だったのを覚えています。試験直前期では山崎先生の講座での見分け方を頭に焼き付ける作業をします。
過去の合格体験記を読むと、辛い食べ物は試験1か月前には我慢する人が多いと感じました。自分の場合はワイン飲む日だけ我慢したり、テイスティング練習後に辛い食べ物を食べたりしました。ラーメンも我慢することなく普通に食べて、なるべく自分自身にストレスをかけないようコントロールしたつもりです。