ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス オリーブオイル大好きさん
第8章: おしまいに、合格後の新たな景色を観てみたい
試験日や本番が近くなると失速する癖のある、記憶力も衰えた60過ぎの私が、なんとか最後まで走り抜けられた要因のうち、皆さんの参考になるようなものを、まずは2つご紹介してみます。
そして、最後に私のワインへの思いを少し書かせてください。
1. 合格後の新たな景色を観てみたい
1年目に勉強が全く不十分だったとはいえ2回とも不合格だった時の、あの受験会場を後にした気持ちは、やはり最後まで忘れることができませんでした。
そして、どうしてもワインエキスパートに合格して、その合格後の新たな景色を観てみたいとの強い思い、見栄や他人との競争などではないワインの世界に対する純粋な思い、これが最後まで走り抜けられた原動力になったのではないかと思います。
2. 学習履歴で見える化
「ワイン受験.com」の「学習履歴」は、本当に役に立ちました。
自信をもってモチベーションの維持、向上、加えて進捗管理にも役に立ったとご紹介できるものです。
自分の学習の記録、成績の推移、進捗状況や弱点をはじめ、ほかの受講者の進捗度合いもわかり、学習状況を「見える化」してくれますので、モチベーションの維持、向上にともて役立ちます。
余談ですが、私の苦しかった(笑)大学受験時代には、これまで頑張ってきた「ノート」を高く積み重ねて、その高くなるノートの山を眺めてニンマリしては自らの励みとしていましたので、それと同じようにこの「学習履歴」はホントに有効で役に立つと思います。皆様もぜひ活用してみてください。
3. 私のワインへの思い
もちろん好き嫌いもありますが、私の周りには、ワインを楽しんでいる方と、そうでない方がいらっしゃいます。
そのそうでない方の中には、ワインって難しいとか、気取った感じがするといったあまりプラス思考とはいえないような印象をお持ちの方も少なくありません。それを見ていると、ワインの敷居をもっと低くして親しみやすいものにできたらいいのになぁって、これまで思ってきました。
これから先、まずはそんな私の周りの人たちに、親しみやすくて楽しいワインの世界、多彩なワインの世界を、少しずつでも楽しくご紹介していけたらと思っています。
そして、これまで出会った素敵なソムリエの方々のように、ワインのことを聞かれたら、その人が聞きたいこと知りたいこと求めていることを、わかりやすく丁寧かつ簡潔に説明し、満足していただけるようになれたらいいなとも思っています。
そのためにも、もっと勉強して経験を積んでいきたいなと思います。
これから先もっとワインが、居酒屋でもどこでもビール、日本酒、焼酎やウィスキーなど他のお酒と同じように気軽に楽しめるお酒となることを願ってもいます。
とはいえ、まずは、我が家の専属「ワインエキスパート」として活躍(笑)して、ワインの世界をさらに知り楽しんでいくことから始めたいと思います。
今私は、ようやくワインの世界のスタートラインに立てたといったところでしょう。これからが、ホントの意味でのワインの世界への旅のスタートです。
山崎先生への感謝の気持ち、私のワインへのあふれる思いと、そして私が受験勉強をしてきて知りたかったこと、欲しかった情報、役に立ったことなどを、皆さんにご紹介し、少しでもお役に立てたらとの思いから、とても長くなってしまいました。
どうぞ、皆さん「ワイン受験.com」を最大限活用し、見事合格を勝ち取られますことを、心よりお祈りして終わりとします。
最後までお読みいただきありがとうございました。