ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Sakinoさん
第3章 1次試験の勉強と反省点: とにかく問題を解くべき!
勉強方法
- 山崎先生のワインスクールに毎週通って、授業中にノートをまとめる
- 移動時などにワイン受験.comの動画をラジオ的に聴く
- ワイン受験.comの問題集、模擬試験をひたすら解く
この3つに集中して勉強を進めていました。
中でも問題集と模擬試験を繰り返し解くことは非常に大事だと思います。ワイン受験.comでは学習履歴が確認できるのですが、「試験までに10,000問解くことを目標に」と言われていました。
結果(模試含めて)9,000問近く問題を解きましたが、やはり問題数をこなして、且つ判定が上がってくると自信になるので、暗記と問題を解くバランスはとっても重要だなと思いました。
反省点・感想
フランスやイタリアなど旧世界に苦戦しすぎた
「メドック格付け61シャトー」など、暗記しきれていないところがあっても、授業のペースや最初の勉強計画に合わせて学習を進めていけたら良かったと思います。実際ニューワールドは出題数が増えてきているようですが、旧世界の出題範囲に比べかなりコンパクトな国も多いので、旧世界ばかりに集中しすぎてニューワールドを捨ててしまうのはとてももったいないなと思いました。
問題をもっと早い段階からたくさん解くべきだった
授業範囲の復習・暗記と同じぐらい問題を解くことは大事だと、試験が終わった今痛感しています。頭が整理されていない状態で問題を解いていても効率が悪いですが、「ある程度授業範囲が整理できたらすぐに問題をたくさん解く」習慣がもっと早くからついていたら良かったと思っています。
2カ年計画という選択肢もある
私は良くも悪くも、勢いで試験を受けたので、1次試験の詰め込みが本当に大変でした…。焦らず、世界旅行をするような気持ちで、試験範囲をそのワインを飲みながら予習していく1年があっても良かったのかも?と思っています。正直私の性格上、2カ年計画だとモチベーションが保てなかったとは思いますが、気長に勉強できる人にとっては記憶に定着しやすい作戦だろうと思っています。
飲んで、記憶に残すのが最速で暗記する方法かも?
メドックの格付け1、2級のようなワインは手軽に飲めるワインはあまりありませんが、私にとっては、いろんな生産地のワインを、ワインバーやスクールのワイン会などで勉強範囲の国のワインを飲むというのが、結局いちばん手っ取り早く記憶に残す方法だったと思います。笑なので、暗記暗記…で疲れたらバーに繰り出し、勉強範囲のワインを飲んでいましたが、一度飲むと忘れづらいので、やはりおすすめです。