ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Y.Kさん

例えば、フランスの動画を見たらフランスの問題を解く。フランスがある程度身についたら、イタリアへ進みます。しかし、イタリアを終える頃にはフランスを忘れているので、一度フランスに戻ってから次の国へ進みます。試験範囲が広く外国語の地名や品種なども混同しやすいため、このように常に後ろを振り返りながら前に進むこと、忙しくても少しは勉強を継続することを私は心掛けました。

試験合格だけを考えれば、7割程度の正答率で構わないので、どうしても苦手なところは捨てる勇気も大切だと思いました。私はドイツの畑名やワイン法がどうしても覚えられず、そこからはせいぜい1~2問しか出ないと考えたときに、(申し訳ございません)ドイツを50%頭に入れるくらいならブルゴーニュのグランクリュを100%にした方がよいと考え、 確実に得点するところとそうでないところを割り切るようにしました。

また、某ワインスクールには受験対策講座ではなく、趣味講座という形でお世話になり、2週間に1度講座を受け、クラスメイトの方と飲みに行ったりしておりました。独学で勉強したブドウや産地などの知識が楽しみながら身についたこと、先生やクラスメイトの方から勉強はどう?などとお声がけ・アドバイスを頂いたこともあり、それはそれで独学で受験勉強を続けるモチベーション維持にもなりました。