ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Y.Kさん
第3章 二次試験対策は8月下旬から
参加・利用した講座・媒体等
- 山崎先生のテイスティング理論講座
- ワインスクールの対面講座
- ワインバーの受験対策テイスティングセミナー
- youtubeの動画
- ワインショップのブラインドテイスティングセット
私は、1次試験突破に注力していたため、本格的に勉強を始めたのは8月下旬からでした。何から始めたらよいかわからなかったため、まずは山崎先生の理論講座・スクールの講座(かなり基礎的なもの)にいくつか通ってみました。
まずは山崎先生のテイスティング理論講座
山崎先生の講座は、単発ですので時間が合えば参加されることをお勧めします。スクールの講座ですが、こちらは多くの講座があり、平日の日中開催のものも多かったため、私は最低限基礎部分の2回だけ通いました。このあたりで、まずはブラインドテイスティングや二次試験とは何か、という部分について理解しました。
その後はyoutubeを使ってテイスティングコメントの暗記に務めました。色々な動画がありましたが個人的には佐々木先生、信国先生というお二方の動画が自分に合っていたと思います。まず動画を見る、その後、同じワインを頭に思い浮かべてコメントシートを埋めていき、答え合わせ、というように「このようなワインが出たらこうコメント」というフォームを自分なりに固めていきました。
自宅にワインをたくさん買ってきて飲む、ということはしませんでした。一方で、試験用のテイスティングコメントシート(スクールやセミナーでもらったり、山崎先生の講座でも配布があります)は白紙のものを常に印刷して手元に常備していました。
ワインバーにも通う
こうしてある程度、形が身についてきたらワインバーが開催されているセミナー(必ずテイスティングコメントの解説があるもの)で確認しました。私がお世話になったのは小川町の「azoto」さんと恵比寿の「ワインバーM」さんです。お店の雰囲気を楽しみながらテイスティングコメントを確認することができました。
逆に、やらなくてもよかった(やらない方がよい?)と思うのは、テイスティングコメントなしで品種と銘柄だけを当てるワインショップのブラインドテイスティングです。ワインラバーとしてはいいかもしれませんが、テイスティングコメントなしで品種や生産国を当てても受験には役立ちません。
この勉強法で、試験本番は品種2/4、生産国0/4、生産年1/4でしたが合格できました。
尚、その他のお酒はyoutubeで特徴だけを丸暗記(試験用に整理してくださってる方がいらっしゃいます)し、一度もテイスティングせずに本番では消去法で正解できました。