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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス 山梨ワインボーイさん

第3章: 二次試験対策は、山崎先生の対面の講座を受講、いいノートが作れた

山崎先生の二次試験対策講座を受講

一次試験終了と同時に二次試験リアル講座が開講されるとワイン受験.comに掲載があったので早速申し込みし、都内の会議室で2日間山崎先生の授業を受けました。9月の土日開催でしたので、平日会社勤めの方が多かった印象で女性も結構いました。他の受験生を見るのも楽しいですね。

リアル授業は資料配布と先生の講義でしたが、二次試験突破のポイントを細かく教えてくれます。えんぴつ、ボールペン、蛍光ペン5色くらいあるといいと思います。いいノートが作れます。

また、この授業に参加しなければ二次試験通過は厳しかったと思います。

ワインは基本6品種で十分だと思う

ワインはワイン受験.comサイトで購入しました。(オペラ)

  • 旧世界白、赤基本6品種
  • 新世界白、赤基本6品種
  • C1000ケース+バラで購入(合計46本アマゾン + ツルハ)
  • 国際規格テイスティンググラス6脚セット(アマゾン)

それなりに金額はかかりますが、もし十分に購入せずに不合格になってしまったらまた試験は一年後と考えると今、十分にラインナップをそろえておいた方が良いと考えこの内容にしました。基本6品種だけで十分だと思います。購入したワインは下記の画像です。

二次試験対策のため購入したワイン

その他のリキュールは同グループホテルのバーでお世話になり、ブラインドテイスティングを何度か行いました。

基本のテイスティングコメントを頭に入れる

テイスティングはまず、基本4パターンを頭の中に入れてグラス中のワインの外観と香りを判別しながら、解答用紙に書き込む練習を何度もしました。

山崎先生流プラス佐々木先生も参考にしましたが、基本的には山崎先生の講座をしっかり試験に出せれば合格に限りなく近づくと思います。

また、軽めのワインか、重めのワインか迷ったときは中間点狙いです。「どちらでも正解になりそうなコメントを選ぶ」ことが二次試験通過に近づくし、品種が当てられればなお最高です。

論述試験対策は20種類くらい書き、入念に行った

そしてソムリエ受験の場合は論述試験が問題です。僕の場合は入念に対策した方だと思います。3問くらい出される内容を300文字、またはそれ以上の文字数がある解答用紙に文字を20分以内で埋めなくてはいけません。これもテイスティング同様に時間がありません。

2023年の論述試験問題はソムリエ協会HPを参照していただければわかりますが、僕の場合は20種類くらいの論述対策を行いました。以上の対策で1か月半があっという間に過ぎてしまい、試験当日を迎えました。

二次試験当日、会場は寒くダウンが役に立った

10月16日(月)試験会場は長野を選びました。(以前軽井沢で勤務していたこともあり、長野に親しみがありました。東京はなんか選択する気になりませんでした)

前日から長野入りし、ホテルで1泊。朝は余裕をもって会場入りしました。当日は月曜日で宿泊者は少なく、宴会場は一般企業のセミナーなどの予約が入っていて、駅前のホテルでよくある光景でした。

そして地方なのでどこかゆったりしてて、平日のホテルといった印象です。こういう場所には慣れています。普段の自分の職場とほぼ一緒です。試験会場も事前にHPである程度確認しました。(直接ホテルに問い合わせはNG)

宴会場の雰囲気も予想通りで、ホームグラウンド的なコンディションで試験会場に入りました。まずは入り口で受験票を提示し、一礼してから自分の席に着きました。山崎先生も動画で言っていた通り「寒い」です。当日はスーツで行きましたが、念のためインナーダウンをもっていって正解でした。

試験時間40分間が一瞬で終わる感じだった

2023年の内容はワイン白、赤、赤、その他のお酒x2つ でした。試験官からスタートの合図があり始めましたが、マークシートに問題がありました。□(四角)を塗りつぶす練習をしていましたが、当日は〇(丸型)でした。

また、解答用紙は問題用紙と別になってるので間違えないように回答することに結構神経を使いました。そして時間もあっという間に過ぎていきます。40分という時間が一瞬で終わる感じです。

赤ワインはある程度コメントの方向性を回答できたのですが、白ワインは迷いました。ここで「中間点狙い」と判断し、「どちらの品種に転んでも正解になるコメント」を自分なりに選び回答したつもりです。

その他のお酒は一つはすぐにわかりましたが、もう一つは迷いました。結局、時間が来てしまい終了、一応解答用紙は埋めました。

論述は全部書ききれず時間切れ

ソムリエは引き続き論述試験です。ほのかにアルコールが回った状態で論文を書かなくてはいけません。1問目はPOPを作成する問題でこれは後回しにしました。2問目、3問目の途中まで記入し、最後に1問目を記入しましたが、80%記入したところで時間切れです。

これも20分が一瞬で終わるイメージでした。山崎先生曰く「とにかく読める字で適切な回答を埋めましょう」といっていたことを80%くらいはできたつもりです。

こうして二次試験は終了しました。

品種は全滅、でも合格できた!

当日夕方の結果発表

  1. ソーヴィニヨンブラン フランス 2021
  2. マルベック アルゼンチン 2020
  3. メルロ 日本 2018
  4. ドライベルモット
  5. スコッチウイスキー

自分の回答

  1. シャルドネ フランス 2021
  2. ピノノワール フランス 2020
  3. カベルネソーヴィニョン アメリカ 2019
  4. ホワイトポート
  5. スコッチウイスキー

ご覧のとおりワインの品種は全滅です。。。が、その他の部分や、コメントの方向性がそれなりに正解できていれば、通過できる可能性がある試験です。

品種が当てられないのはソムリエとしてとても悔しいのですが、まずは試験をパスすることが重要です。これは今後の課題としてブラッシュアップしていきたいと思います。

二次試験結果発表は10月25日夕方にHPで掲載されました。「まあ、できることはやったしダメでもまた来年頑張ろう。」と自分に言い聞かせ当日夕方の発表を見たところ、なんと自分の受験番号が掲載されていました。

何度見ても書いてあります。10回以上は見ました。やはり結果の通知が自宅に届くまでは不安なのですが、三次試験の準備も始めなくてはいけません。早速その夜からソムリエ協会HPの赤ワインのデカンタージュ動画を見て練習を始めました。