ワイン受験.comロゴマーク ログインはこちらから Googleでログイン

トレーニングの方法・小瓶詰め替え法

小瓶詰め替え法とは

これは、ボトル1本の酒を、抜栓直後に多数の小瓶に詰め替えて保存しておき、それを少しずつテイスティングするやり方です。

詰め替えておけば、一人でブラインド・テイスティングができますし、また数種類を比較することも簡単にできます。

小瓶詰め替え法のやり方

1. 小瓶を用意する

まず、100mlくらい入る小瓶を多数用意してください。ブラインド・テイスティングをやるためには、「全く同じ形状のものを多数用意する」必要があります。

おすすめする小瓶は下記の2つです。100mlならSL-100を、50mlならスクリュー管をおすすめします。

2. ラベルを用意する

どのお酒を詰めたかラベルを貼っておきましょう。簡単に剥がせるラベルシールをおすすめします。SL-100に貼るなら下記のサイズがおすすめです。

無料で使える専用のアプリがあり、下記のようにプリンタできれいに印刷できます。

日本酒詰め替え用の小瓶

3. 小瓶にお酒を詰める

お酒を抜栓したら「直ちに」小瓶に移してください。この時、小瓶の上部に空間を残さないように「ギリギリ一杯まで」入れてください。入れたらまた「直ちに」キャップをしっかりと閉めて「冷蔵庫で保管」してください。

「直ちに」「ギリギリ一杯まで」入れて、「低温」で保管するのは、お酒をなるべく劣化させないためです。こうすれば、経験上1ヶ月くらいは風味は劣化しません。

4. シャッフルしてテイスティング

冷蔵庫から出したら、ラベルを見ないようにしてシャッフルしましょう。そうすれば一人で簡単にブラインド・テイスティングが行えます。夕食の前などがおすすめで、残ったお酒は晩酌として無駄なく飲めます。

テイスティング中は、ラベルが自分から見えない向きに小瓶を置いておき、最後に小瓶をクルリと回して正解を確認します。

5. 洗浄ブラシで洗浄する

終わったら次回のために小瓶をきれいに洗浄します。この時、洗浄ブラシがあると簡単にキレイに洗浄できます。SL-100なら下記がおすすめです。