受講生の声・かおりさん
第3章: 4〜6月、インプット重視にしすぎたことが悔やまれる
この頃はまだ試験まで数ヶ月あるという気持ちの余裕から学習ペースはゆっくりしたもので、通学講座に合わせて国別に次のような流れで進めていました。
- 教本の該当ページを読む(インプット)
- 通学講座を受講する(インプット)
- 問題集を解く(アウトプット)
- 教本で確認(インプット)
- 動画を見ながら内容を思い出す(インプット&ややアウトプット)
基礎的知識をつけようとするあまり、ここでインプット重視にしすぎたことが試験直前にツケとして身に降りかかります。山崎先生の教えの通り、これから受験される皆さんはぜひこの時期からアウトプット(問題集を解く)に多く時間を割くことをお勧めします。
7月、定着しない記憶との負けられない闘い
7月初旬に学習が1周したので最初に学んだフランスに戻って問題集を解いてみたところ、覚えたはずの内容をすっかり忘れていることに愕然としました。恐るべき忘却曲線。模擬試験はもちろんD判定。
そこからは、問題集で間違えた箇所や覚えづらいところをメモに書き出しトイレの壁に貼りまくる作戦を実行しました。トイレに入るたびに貼ったメモの内容を声に出して説明するルールを自らに課し、これを受験直前まで繰り返したので試験前日にはトイレの壁が全てメモで埋め尽くされました。(一次試験合格後に全てのメモを剥がした時のあの達成感は忘れられません!)
7月下旬になると通学講座の受講仲間から「一次試験合格」の声が聞こえ始め、いよいよ試験が現実味を増してきます。その頃の私はというと相変わらず模擬試験はC〜D判定でした(焦)