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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス H.Iさん

第5章 2次試験本番 〜 ベーシックな解答で合格

当日は11:00開場のため、いつも通りの時間に起き、具の入っていない白おにぎりを食べ空腹を少しだけ抑えました。歯磨きも歯磨き粉を使わずに済ませ、試験まで水だけしか飲まずに過ごしていました。

例年使われている東京の試験会場はとても広く、部屋数も多いため、早めに現地到着することをお勧めします。待っている間はテイスティングコメントのまとめメモを読んで、暗記の最終追い込みをかけました。

試験は50分であっという間に終わります。自宅で(「見る」>「メモ」>「嗅ぐ」>「メモ」>「飲む」>「メモ」)を2周>「コメント記入」のルーチンを繰り返しやっていたため、1杯10分かけずスムーズに進められました。

予定通り赤白共に基本の3品種だけで答えましたが、結果としては正解は1つのみ。基本品種が2つ出題されていましたが、片方は外してしまいました。もちろん残る2品種も外れです。しかも、外した品種についてはテイスティングコメントの方向性が少しブレていたため、試験後に発表される正解品種を見て焦りました。

その他の飲料は当てていましたが、総合的に見ると合否は五分五分かと感じました。

結果は9日後、ソムリエ協会のHPに掲載されます。学生時代の合格発表のように、名前が掲載されるため、上から自分の名前を探す懐かしいドキドキが。名前を見た時は、仕事の資格合格とは違った充実感を感じました。

推測にはなりますが、テイスティングコメントの方向性が少しブレはしたものの、どの品種にも当てはまるようなベーシックな解答を心がけていたため、小さな点を細かく稼いで合格に達したのではないかと思っています。