焼酎の設問の選び方・焼酎の蒸留方法
焼酎の蒸留方法について
SAKE DIPLOMAで焼酎に関する次の出題は、蒸留方法です。下記のいずれかを選択します。
- 減圧蒸留
- 常圧焼酎
両者の違いについては、教本P.217「蒸留方法と香味」をまず一読されることをおすすめします。
減圧と常圧の見分け方
飲み比べてみるとすぐに分かります。まずは麦焼酎と米焼酎について、減圧と常圧両方の製品を買い、飲み比べてみましょう。その時、下記に注目されることをおすすめします。
果実、花、ミネラル香
- 一般に減圧を表すサイン
高級アルコール(ホワイトボードマーカー様)の香り
- 一般に常圧を表すサイン
- ただし芋は常圧でもこの香りが例外的に低い
香味の濃さ
- 一般に香味の濃さは 減圧 < 常圧
苦味の強さ
- 一般に苦味の強さは 減圧 < 常圧
- 黒糖焼酎(常圧)が苦味が一番強い
減圧と常圧の傾向
減圧蒸留と常圧蒸留は、まんべんなく出題されると思われますが、焼酎の種類によって傾向が異なると思われます。知っておきましょう。
麦焼酎
減圧の麦焼酎は特徴が少なく分かりにくいので、常圧が良く出題されると思われます。
米焼酎
米焼酎は減圧が一般的なので、減圧が良く出題されると思われます。
芋焼酎
芋焼酎は常圧が一般的なので、常圧が良く出題されると思われます。
黒糖焼酎
黒糖焼酎の最大手2社は減圧ですが特徴が少なく、特徴が良く出ている銘柄は常圧なので、常圧が良く出題されると思われます。
酒粕焼酎
酒粕焼酎は減圧が一般的なので、減圧が良く出題されると思われます。
泡盛
泡盛は常圧が一般的なので、常圧が良く出題されると思われます。