受講生の声・ 酔っぱらいひつじさん
第4章: まぁテイスティングは難しいから、落ちても仕方ない、が口癖に
2024年9月、小瓶法で練習を始める
テイスティングはとにかく赤・白ともに基本3品種を繰り返し飲んだ(カベルネ・ピノ・シラーズ、シャルドネ・ソーヴィニヨンブラン・リースリング)。自分で購入したワインを小瓶に移し替えてシャッフルして飲むという山崎先生発案の「小瓶法」。リーズナブルかつ効率的にテイスティングの訓練をすることができた。
「白ワインはかなりわかるようなったんじゃないかなぁ~」と思い、ビストロでソムリエにブラインドで3種類の白ワイン(基本品種)を出してもらった。結果は見事にすべて外れ!「どんな顔していいかわからない…」というソムリエの顔が今でも忘れられない。
そのころから「まぁテイスティングは難しいから、落ちても仕方ない」が口癖に。
都内のワインバーで開催されていたテイスティング講座も一度は受講したが、時間も少なく情報が錯綜して頭が混乱するのは得策ではないので、山崎先生の勉強方法に統一した。1か月間はひたすら家で基本品種のテイスティングを練習し、テイスティングノートの暗記をした。
2024年10月、合格! 自宅で静かに祝杯をあげた
10月5日:NHK文化センター青山教室での山崎先生の二次試験対策講座を受講。
10月6日:方向音痴のため、前日に会場(新高輪プリンスホテル)を視察。
10月7日:二次試験。試験終了後、遅めのランチを取るためにビストロに向かい、テスト内容をソムリエにすべて報告。その後の品種発表にて4品種のうち2品種を当てることができたと分かった。一方、その他のお酒の「バーボン」を外してしまったことがいまだに悔しい(アメリカ勤務時代、ケンタッキーバーボンフェスティバルにまで足を運んだのに…)。
10月17日:無事合格!!お酒が大好きな兄が「ワイン何飲んだらええか分からへんかったら、とりあえずSaint-Émilionちゅうのを飲んどきゃ間違いないで」と言っていた(ワイン初心者には最も素晴らしいアドバイスだと思う)ので、Saint-Émilion Grand Cruを購入し、自宅で静かに祝杯をあげた。