ソムリエ二次試験の時間配分
ソムリエ、ワインエキスパート二次試験本番での時間配分についてアドバイスいたします。
ソムリエ
ワイン3本、ワイン以外のお酒2本、合計5本の出題です。試験時間は40分。この場合、下記のような時間配分で回答すると良いでしょう。
- ワイン
- 1本10分、合計30分
- ワイン以外のお酒
- 1本5分、合計10分
ワインエキスパート
ワイン4本、ワイン以外のお酒1本、合計5本の出題です。試験時間は50分。この場合、下記のような時間配分で回答すると良いでしょう。
- ワイン
- 1本10分、合計40分
- ワイン以外のお酒
- 1本5分、合計5分
ワインから先にやる
必ずワインから先に取りかかりましょう。ワイン以外のお酒に先に手を付けてはいけません。誘惑に負けて香りを嗅いだり飲んだりしては決していけません。ブランデーやウイスキーなど強い香りと高いアルコール度数を持つお酒であることが多いため、鼻や舌がマヒしてしまいます。
ワインのテイスティングが全て終わり、解答用紙に全て書き込んでからワイン以外のお酒に進んでください。また、一度ワイン以外のお酒に手を付けたら、もうワインに戻って回答を修正してはいけません。鼻や舌の状態が変化していますので、間違った回答をする恐れがあります。
コメントはMax 5分
ワイン1本の回答に費やせる時間は10分です。10分間で外観をチェックし、香りを取り、味わってみて、解答用紙のマークシートを上から下まで全部塗りつぶす必要があります。かなり忙しく本当に時間が足りません。
外観、香り、味わいなどのテイスティングコメントはMax 5分で解答用紙への記入まで終えられるようになってください。そうしないと、じっくり考えて、収穫年、生産国、品種など結論を導き出す時間が足りなくなります。